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修士課程開講科目
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博士後期課程開講科目
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≪修士課程開講科目≫
●臨床心理学特論 井上忠典 教授
この授業では、精神分析の基礎理論と治療過程について講義し、討議を通じて理解を深める。●臨床心理面接特論 田村節子 准教授
臨床面接に必要とされる知識、技法について、講義や文献購読を通じて学ぶ。具体的には、臨床心理面接についての基本的なルールやプロセス、心理アセスメント、倫理、関連する法規、連携先諸施設の概要などについて検討する。●心理統計法特論 市村操一 教授
心理学で必要な統計解析の基本は、心理学科出身者はすでに学部の教育で学んでいるが、修士課程には学部で統計学の教育を受けていないものもいる。統計学の知識がないと、心理学の論文が理解できないだけでなく、修士論文の作成にも支障がある。そのため、この講義では、初等統計学の知識を系統だって効率的に講義する。基本的な狙いの一つは、記述統計と推測統計の考え方の違いを理解できるようにすることである。●心理学研究法特論 市村操一 教授
授業の前半では数量的研究法のうち、分散分析法のさまざまな技法と、多変量解析の基本的な考え方を教授する。後半は、近年盛んになってきた質的研究法について、いくつかの方法の哲学的背景と、具体的な技法、そして実際の研究例を話す。受講生には、受身の授業になるが、宿題でいくつかの文献を読むことになる。
●臨床心理査定演習 阿部宏徳 准教授
本講では、臨床心理査定法の理論と実際について学習する。心理査定の位置づけや施行時の心構えについて学習した後、各査定法の概要、実施方法および解釈法や報告書作成の方法を体験的に学ぶ。講義、演習、事例検討を通して、臨床現場における心理査定の有効な使い方を学ぶことを目的とする。●臨床心理基礎実習 勝倉孝治 教授・浅野憲一 助教
心理臨床における面接の基礎となる軽重ができるように、ロールプレイを中心とした実習を行う。前期は、受講者同士が互いにカウンセラー役とクライエント役になり短時間の模擬カウンセリングを行い、その様子を記録し、この記録に基づいて授業の中で検討する。後期は、試行カウンセリングを行い、その様子を記録し、この記録に基づいて授業の中で検討をする。
●臨床心理実習 |
勝倉孝治 教授・井上忠典 教授・田村節子 准教授・ 根津克己 准教授・飯田順子 准教授・阿部宏徳 准教授・石村郁夫 助教・浅野憲一 助教 |
学内実習においては、附属相談センターでのケースの担当および定期的なスーパービジョンを受けること、受理面接の陪席と受理会議での発表、事例研究でのケースの発表、受付実習への参加。
学外実習においては、大学院の指定基準を満たす実習期間で、2領域にまたがり2施設以上での実習を行うこと。
●心理療法特論 根津克己 准教授
心理療法の各種理論の中から、特に認知行動療法(CBT)に関する講義・実践を行う。CBTは、認知再構成法を代表とする、諸技法(ツール)を駆使することが強調されがちである。しかし、こうしたツールを使用するには、詳細なCBT的アセスメントや、ケース・フォーミュレーションが不可欠である。本講義では、こうした「ツール以前にやるべきこと」を中心に、CBT以外の学派・立場の人にも、実践で役立つ講義を目指す。
●カウンセリング特論 石村郁夫 助教
カウンセリングの理論や実際を紹介するだけではなく、カウンセリングのプロセスに関する理解を深める。討議、グループワーク、ロールプレイを通して、カウンセリングで必要とされる技術に関して理解を深める。●学校心理学特論 田上不二夫 非常勤講師
学校心理学の中で、特別な支援を必要とする児童生徒に対する個別援助について取り上げる。認知行動療法の援助プロセスと技法について解説したのち、それを学校におけるカウンセリング援助と学校環境づくりにどう生かすかということを、不登校、学級の荒れ、発達障害などの援助を通して知見を深める。●学校臨床心理学特論 飯田順子 准教授
本講義では、心理教育的アセスメント、カウンセリングと心理教育(グル−プエンカウンター、ソーシャルスキルトレーニング)、教師・保護者・学校組織へのコンサルテーションとチーム援助について、実習を中心に学習する。●発達心理学特論 新井邦二郎 教授
本講義は、子どもの発達についての諸研究を概観するとともに、その諸理論を検討する。特に発達臨床心理学視点から視点から、発達の不適応の問題発見やその発生の諸条件の解明、それに対する支援(ケア)の方法に考察する。●発達臨床心理学特論 新井邦二郎 教授
最初、包括的立場から発達課題とそのつまづきの問題を論じる。そのあと、個別的な不適応のテーマを選び、講義・指導を行う。●グループアプローチ特論 石ア一記 教授
グループアプローチについて体験的に学ぶ。具体的には、グループアプローチとは何か、様々な形態、実施方法等について、講義、演習を交えながら授業を行う。特に構成的グループエンカウンターを取り上げ、最終的には、実際にリーダーとしてグループを扱えるようになることを目標とする。集中授業については、集中体験を目的とし、自己理解、他者理解を深めることを目標とする。●生徒指導特論 中野良顯 特任教授
日本では、学習指導要領で「生徒指導」「ガイダンス」「特別活動」の概念が定義され、学習指導要領や生徒指導の手引や新生徒指導ガイドなどによって、理論と実践が方向づけられている。米国では米国スクールカウンセラー協会(ASCA)の『スクール・カウンセリングの国家モデル:能力開発型プログラムの枠組み』において学校ガイダンス&カウンセリングが定義され、方向づけられている。この講義では、日米生徒指導比較を通じて、スクールカウンセラーや学校心理士等として学校で実践するための知識と技術を習得する。●人格心理学特論 遠藤公久 非常勤講師
人格心理学における概念的な歴史、人格心理学の諸説、人格形成や変容への影響要因、人格と病理との関連、人格の測定に関わる問題などについて理解を深める。●家族心理学特論 生田倫子 非常勤講師
精神的な病や心の問題といわれているような問題には、家族関係が密接に絡んでいる。本講義では、家族とは何かについて家族心理学の視座から学ぶ。さらに家族関係と密接に関わる心の問題を概観しながら、治療理論についての視座を、ディスカッションやワーク、そしてアセスメントやゲームを通して身につける。●社会心理学特論 吉田富二雄 非常勤講師
本講では、臨床心理学への応用を視野に、潜在的態度測定を含む社会心理学的な測定論・方法論を講義する。授業の前半では、相関分析の意味を踏まえて、尺度構成の問題を中心に取り上げる。具体的には、因子分析法の意味、尺度の信頼性と妥当性、等の門題について研究例をもとに検討する。後半では、潜在認知と潜在的態度測定の問題を扱う。潜在連合テスト(Implicit Association Test:IAT)の開発以来、潜在的態度が社会行動に及ぼす影響について多くの研究がなされてきた。分類課題における反応時間測定から潜在的態度を探る試みは、コンピュータープログラムの開発で容易になり、臨床的応用も期待される。参加者数や興味にもよるが、授業の前半は講義、後半は参加者が最も興味ある関連論文を取り上げ、目的・方法・結果の分析と解釈の妥当性などを発表してもらい、討論を通して理解を深め、その臨床的適用の可能性などについても議論していく。●投影法特論 青木佐奈枝 非常勤講師
本授業では、臨床心理査定法のうち、投影法の理論と実際について学習する。概論としてとうえいほうの位置づけや施行時の心構えについて学習した後、と食うにロールシャッハ・テストについて、概念や方法、解釈法を講義、実習、事例検討を通して学ぶ。●認知心理学特論 小林剛史 非常勤講師
本講では、認知心理学および認知脳科学の新旧の興味深い研究の知見を紹介するばかりではなく、その背景にある人間の脳および心理過程における興味深い特徴を学ぶ。近年の情報化社会により、人は大量の刺激に常に曝されており、そのような刺激環境に起因すると考えられる精神障害や適応不全も散見される。これほど多くの情報が氾濫する時代において、人の脳および認知の機能の発達はどのような歪みを示すのかについて共に考察していく。「こころ」という現象は、多様な因果関係の複雑な相互作用によって生じ、結果としてその本質をとらえるのが難しい。その現象を全体的、総合的にとらえるという方向性と要素的にとらえるという方向性の両面について学んでいく。●学習心理学特論 小林剛史 非常勤講師
「学習」は、心理学の最も古いテーマの一つであり、人間の変容の基本的なプロセスのひとつである。人間が持つ学習の能力は、恐怖症などの精神病理の原因としても注目されており、教育やカウンセリング、心理療法における「学習」の理解は重要である。本講は、認知心理学特論に引き続き、新旧の興味深い研究の知見の背景にある人間の学習過程や、「こころ」という現象に対する深遠な洞察能力を養うことを目的とした授業を展開する。「こころ」という現象が「学習」によって成熟していくことについて、脳神経科学および学習心理学的知見から学んでいく。さらに、「学習」という要素を外傷性に失うという実際の事例を学ぶことで、逆説的に学習という機能を理解するという手続きもとる。
●障害者心理学特論 中村真理 教授
一口に障害者(児)といっても、その実態は非常に多様である。そこで本講では、まず各障害に関する基礎的な事項(用語、定義、分類、原因、発達とその特性など)について講義を行う。次に障害別に障害固有の問題に関する理解をはかり、さらに障害者(児)に接する時の留意点について事例を通して検討する。そうすることによって障害者(児)に対してカウンセリングを行う際の一助としたい。●犯罪心理学特論 小粥展生 非常勤講師
安心・安全な社会を構築するための重要な方策として、犯罪者(非行少年)の再犯防止を推進するには、犯罪者(非行少年)の心理特性を理解した上で、的確な処遇を展開していくことが必要である。本講義では、犯罪者(非行少年)の心理特性について概観するとともに、矯正施設(刑務所、少年院等)における処遇の取組みを紹介し、犯罪・非行臨床の現場における心理学の有用性について論じる。●産業カウンセリング特論 木村周 非常勤講師
産業カウンセリング、キャリア・カウンセリング、キャリア・コンサルティングの理論と実際について講述する。討議、グループワーク、テスト演習などを併用する参加型の授業を行う。●キャリアガイダンス特論 木村周 非常勤講師
今日わが国の教育、雇用、産業、福祉などの各界において行われているキャリア問題、キャリア形成支援、メンタルヘルスに関する諸問題について、講述する。関係する雇用労働政策、企業の人事労働管理施策、労働衛生施策、若年者対策などについて研究討議する。討議、グループワーク、テストの実施を併用して、参加型の授業を行う。●精神医学特論 倉本英彦 非常勤講師
精神医学は人間知の学問であり、生物、心理、社会、およそ人間に関するあらゆるものを含んでいる。同時に、病めるこころにいかに対処するかという諸実践の出会う場でもある。精神障害の分類、病因、症候、経過と治療の基礎を学び、とくに精神病理学(異常心理学)、治療者−患者関係には力点を置く。そして、病気と健康の境界領域の現象や、青少年の様々な問題行動に対する理解と対処の仕方についても検討する。●心身医学特論 倉本英彦 非常勤講師
近年の脳神経科学や分子遺伝学の進歩は心身一元論の傾向を強めているが、まだまだ説明概念としての心身相関は無視できない。心身医学は、自律神経系と情動との関係や、ストレスに関する学説に基礎を置く心理的困子が意義をもつ身体症状を主とする病態である「心身症」や、一般身体疾患に影響を与える心理的要因を扱う。前期の「精神医学特論」の実地応用であり、参加者の自主的な発表を期待している。
●学校心理学演習 飯田順子 准教授
学校心理学に関する論文を数多く読み、研究を方法論的な視点および臨床的意義という視点から検討する。この演習を通して、以下の2点を目指す:@一連の研究プロセスを学習する、A学校心理学における研究に関する理解を深める。具体的には、上記の2つの目的に対応する講義と履修者による課題の発表を中心に進めていく。●学校心理学演習 田村節子 准教授
学校心理学に基づく心理教育的援助サービスの実践的研究に焦点を当てて検討する。具体的には、@学校心理学を基盤とした実践研究に関する文献を検討し、アセスメント、技法、プロセス等について検討し、A実践研究の研究方法等について学ぶ。講義と履修者による課題の発表を行う。
●カウンセリング演習 中野良顯 特任教授
4部構成の演習を行う。第1部では、ことばと人間形成の問題を追及した元NHKアナウンス室長の文献をテキストにして、カウンセリングのツールとしての「ことば」(言語的・非言語的コミュニケーション・ツール)について考察する。第2部では、ブリーフカウンセリングと子どもへの適用を論じた最新の英文論文を精読する。各自が訳をつくり、サマリーを持ち寄って、全員で討論するとともに、ロールプレーによって教育臨床の実際を学ぶ。第3部では、まずスキル・ベースの人間関係構築力育成プログラム(千葉県いきいきちばっこ思いやりプラン)、次に自閉症早期高密度行動治療の実践を取り上げ、実践の概要とそれらの基礎にある応用行動分析学の理論を紹介する。第4部では、「禍転じて福となす」カウンセリング(ハプスタンス・カウンセリング)の理論と実際を学ぶ。貧困格差社会へと変貌する日本に生きる若者が遭遇する想定外の出来事(ハプンスタンス)について考え、それを最大限に活かして生き抜くことを支援するカウンセリングの在り方を習得する。●臨床心理学演習 勝倉孝治 教授
この演習では、臨床心理学に関する研究の方法について学ぶ場を提供したいと考えている。具体的には、受講生の興味のあるテーマについて、日本及び欧米の文献を調べ、文献リストを作成し、研究の動向を把握する。文献リストの重要な論文については、授業時間内に各自が発表し、その研究の良い点や改善すべき点を議論したい。●臨床心理学演習 井上忠典 教授
国内外の文献講読を行う。参加者が自身の興味関心のあるテーマに関する文献を要約して発表し、それについて全員で議論する。その論文について、研究テーマの中での位置づけ、問題点や課題、発展性などについて考察することにより、研究論文作成に向けての基本的な姿勢を養う。●臨床心理学演習 根津克己 講師
臨床心理学におけるリサーチの技能を高め、修士論文の執筆につなげることを目的とする。前年度に立てた研究計画の検討から始まり、さらなる文献研究や、研究方法の検討を行い、修士論文の作成準備と途中経過の検討を行う。その他受講生の希望により、修士論文以外のテーマについても柔軟に対応する。
●発達臨床心理学演習 市村操一 教授
研究能力を持ったカウンセラーを目指す院生、英語の論文の読解能力を高めたい院生、博士課程への進学を希望する院生などを念頭においた授業である。テーマを絞り、系統だった文献購読と討論を行い、その方法を学ぶ。前期のテーマは「マインドフルネス・セラピー」である。この言葉の語源は古代インド仏教のなかにある。「いま、ここ、に意識を集中させること」であり、日本では「正念」という言葉に訳されている。この演習では和洋の文献に目を通す。後期のテーマは「社会的認知と発達障害」である。学習障害、心の理論、子どものうつ、愛着問題、情報処理などの問題を研究する。●発達臨床心理学演習 石村郁夫 助教
本演習では、発達臨床心理学のテーマで修士論文を執筆しようとする人のための授業であり、子育て支援、学生支援、就労支援、サクセスフルエイジングなど、人の生涯発達を通して直面する課題に対してどのように乗り越えていくかを、発達臨床心理学的に研究することを目的とする。●人格心理学演習 浅野憲一 助教
本演習の前半では、人格心理学、臨床心理学および関連領域における研究知見を収集する能力、実践に活かす能力について演習を行う。後半ではグループ研究を行い、関連学会での発表を目指す。●障害者心理学演習 中村真理 教授
障害者(児)に関するさまざまな事例研究を参考にしながら、障害児の発達相談・就学相談、障害児の発達を促す指導法の検討、障害者(児)の心理的な問題に対する援助、及び障害者(児)を抱える家族に対するサポートなどについて、discussionを行いながら、その方法論をより明確なものにしていく。●心理療法演習 阿部宏徳 准教授
文献購読と討論、事例検討などを行う。演習参加者の要望と最近の臨床事情を考慮し、テーマを選択する。●発達心理学演習 石ア一記 教授
現代において、発達心理学に対する期待はますます大きなものとなっている。学生の母子関係、母親支援、発達障害、キャリア発達とその支援、自然体験が発達に及ぼす影響など、広範にわたる問題群の中から、受講学生の関心や問題意識に従って、後期では研究の進行に従って、データの検討や考察を行い、問題に対する理解を深め、支援のあり方について考える。●発達心理学演習 新井邦二郎 教授
研究テーマの設定、研究デザインの作成、文献研究の仕方、調査などの実施の仕方、研究論文の書き方などについて学習する。●発達臨床心理学実習 石ア一記 教授
8月19日から24日に開催される援助的サマースクールを手がかりに、特に集団における自然体験を活用した発達臨床的支援において必要な基本的な理論とスキルを身につける。また、それ以外の場面で各自が体験する実習的体験に関しても取り上げ、より効率的な実習体験が得られるような事前準備を行うことを目標に講義、議論を行う。(単位認定のためには、必ず一つ以上の実習体験を必須とする。)
●事例研究 |
勝倉孝治 教授・井上忠典教授・田村節子 准教授・ 根津克己 准教授・飯田順子 准教授・阿部宏徳 准教授・ 石村郁夫 助教・浅野憲一 助教 |
≪博士後期課程開講科目≫
●発達臨床心理学研究 新井邦二郎 教授
誕生(受精)してからその命を閉じるまでの人間の発達が健全に進む条件は何か、その反対に発達がつまづきを示したりゆがんだりして不健全な形になるときの条件は何かを研究する。また、不健全な発達に苦痛を感じている人への適切な援助の仕方についても研究を深める。●発達臨床心理学研究 石ア一記 教授
胎児期から老年期までの各発達段階における心理臨床的な問題や課題について取り上げ、発達の過程とそのつまづきを研究する。具体的には、子育て支援、友人関係、発達障害、虐待、不登校、就労支援、転職、生きがいなどについて最新の論文のレビューと実際の事例を研究対象にしながら、発達の理解と援助のあり方を研究し、専門的能力と技能を高める。●発達臨床心理学研究 井上忠典 教授
青年期の発達課題、自己概念や自我同一性、親子や友人などの対人関係といった青年期に特徴的に見られる観点からの研究を概観し、それらの研究分野についてのレビューを行い、その研究法についての理解を深める。●障害者心理学研究 中村真理 教授
発達障害や身体障害を有する子どもの心理臨床について研究する。また、障害を持たない子どもの心理臨床についても併せて研究し、両者の共通性と特殊性に関して考察していく。その際、実際の事例についても検討を加え、実践的な技量をもてるように指導する。●学校臨床心理学研究 勝倉孝治 教授
学校心理学が研究対象とする、入学時の適応や学習スキルなど全ての子どもを対象とする一次的援助、登校しぶり、意欲低下など一部の子どもを対象とする二次的援助、不登校、ADHD、LDなどの特定の子どもを対象とする三次的援助、さらに学級崩壊などの集団および教師の問題などを研究対象とする。実際の事例を研究対象にしながら、援助のあり方を検討し、専門的能力と技能を高める。●学校臨床心理学研究 田村節子 准教授
学校心理学の基盤である心理教育的援助サービスについて専門的知識を深め、技法を高める。子どもの学校生活の質が向上することを目的とし、子どもの学習面、心理・社会面、進路面、健康面に対する保護者や教師、カウンセラーらの包括的な援助を検討し、専門的能力と技能を高める。●体育・スポーツ臨床心理学研究 市村操一 教授
運動の理論及び運動行動の促進のための心理的介入。運動の理論を背景にして、体育・スポーツのパフォーマンス(遂行・成績)向上のための、心理的介入の理論と方法を、主として臨床心理学の行動論的立場(認知行動療法的接近)から研究を進める。さらに、ロールプレーやエンカウンターグループなどの技法の適用の可能性についても追求する。●臨床心理学研究 田村節子 准教授
人々は社会的な環境の中で対人関係をもちながら生活している。社会生活を営む過程の中で人々は様々な困難に出会い、時に心理的援助を求める。これらの人々を対象に行われる臨床心理学を基盤とするアセスメントや介入について検討し、専門的知識と技能を高める。さらに、臨床心理学の理論、および臨床心理学に基づく研究や研究法についても検討する。●心理療法研究 井上忠典 教授
精神分析、行動療法、クライエント中心療法などの代表的な心理療法を概観し、それぞれの成り立ちや特徴について理解を深めて、それぞれの立場からの面説事例を取り上げて、実践的な視点から事例検討を行う。また、面接過程、クライエントとセラピストの関係性、あるいは面接構造といったさまざまな心理療法に共通する要素について、文献や事例を題材にして掘り下げて検討する。●発達臨床心理学演習T 新井邦二郎 教授
発達臨床心理学に関する国内外の論文を購読し、受験生の専門的知識を深化させ、この分野における研究能力を高める。あわせて博士論文のテーマや研究デザインについても検討していく。●発達臨床心理学演習T 石ア一記 教授
発達臨床心理学に関する国内外の論文を購読し、専門的観点から討議する。発達臨床を個人の視点からだけでなく、環境要因との相互作用の視点からとらえ、受講生の博士論文のテーマに焦点をあてて、論文作成の方向と手法を習得させる。テーマを設定すること、学術誌に投稿可能な展望論文を完成させることを目標に指導を行う。●発達臨床心理学演習T 井上忠典 教授
青年期の発達や心理臨床に関する国内外の論文を購読し、受講者の専門性を高め、研究法を習得させる。それらを通じて、博士論文のテーマを探していく。●発達臨床心理学演習U 新井邦二郎 教授
博士論文のテーマに沿って論文の全体の構想を作成する。あわせて、研究デザインを具体化して調査や実験を実施し、それを研究論文として仕上げていく。●発達臨床心理学演習U 石ア一記 教授
博士論文のテーマにあわせて、実験、調査等によってデータの収集を行う。また、研究の臨床的意義を検討するために、現場への適用や実践の検討を行う。これらのデータに基づいて理論の構築と精緻化に取り組む。その一部は学術誌に投稿させることを目標に指導を行う。●発達臨床心理学演習U 井上忠典 教授
具体的な研究計画を作成し、調査や実験を実施して、データを収集し分析して、一つ一つの論文を作成する。●発達臨床心理学演習V 新井邦二郎 教授
演習T、Uの成果としての研究について、発達臨床心理学における博士論文として必要なオリジナリティや研究サイズ、研究間の整合性等を検討し、博士論文を完成させる。●発達臨床心理学演習V 石ア一記 教授
演習T、Uの成果に基づいて、発達臨床心理分野における理論と実践とを結びつけることで、博士論文としての水準を確保しながら研究の創造性、独自性を高め、博士論文を完成させることを目標に指導を行う。●発達臨床心理学演習V 井上忠典 教授
博士論文の研究テーマに沿ったいくつかの研究をとりまとめて、論文全体の整合性を高めて、博士論文を完成させる。●障害者心理学演習T 中村真理 教授
発達障害や身体障害を有する子どもの臨床を、実践的かつ理論的に研究することを目的としている履修者に対し、実践に基づく理論の構築を図り、博士論文のテーマを特定し、論文完成に至るまでの研究全般を指導する。●障害者心理学演習U 中村真理 教授
演習Tを踏まえ、臨床経験を積み重ねながら理論の精練を図り、博士論文のテーマに沿ってデータを収集し、博士論文の構想を練り上げ論文完成に至るまでの研究全般を指導する。●障害者心理学演習V 中村真理 教授
演習T、Uを踏まえ、障害児の発達臨床分野において理論と実践を有機的に結びつけることによって、博士論文のレベルに達する実践研究を積み重ね、研究が実践的意味を持つように指導する。それによって、博士論文に独自性と創造性を持たせることを期し、博士論文を完成させるように指導する。●学校臨床心理学演習T 勝倉孝治 教授
学校心理学に関する国内外の主要な文献リストを作成し、講読することを通して、受講生の博士論文のテーマに合わせ、論文作成の手法を習得させるとともにその方向性を決定する。●学校臨床心理学演習T 田村節子 准教授
学校心理学における心理教育的援助サービスに関する国内外の論文を検討し、受講生の問題意識をもとに博士論文のテーマと研究計画に明確する。●学校臨床心理学演習U 勝倉孝治 教授
受講者の博士論文のテーマに合わせて、実験、調査、面接等によって収集されたデータを分析し、検討を加え、何編かの論文を作成する。●学校臨床心理学演習U 田村節子 准教授
受講生のテーマと研究計画をもとに、受講生自身が学校心理学を基盤とした実践を行いデータを収集する。ないしは、調査対象者への調査、半構造化面接等を行いデータを収集、分析、検討する。●学校臨床心理学演習V 勝倉孝治 教授
演習T、Uで得られた成果に基づき、現在の学校心理学に新たな知見を加えるべく、博士論文完成のための指導を行う。●学校臨床心理学演習V 田村節子 准教授
演習T、Uで得られた成果に基づき、学校心理学を基盤とした心理教育的援助サービスへの提言を目指し、博士論文完成のための指導を行う。●体育・スポーツ臨床心理学演習T 市村操一 教授
「体育・スポーツのパフォーマンスの向上のための心理学的介入」の問題を研究するために、この演習では、情動とパフォーマンスの関係を、生理心理学および認知心理学の立場から研究する。教材にはHanin(2000)Emotion in sportを用い、この本を通読しながら、関連文献も購読する。●体育・スポーツ臨床心理学演習U 市村操一 教授
演習Tの成果を踏まえ、テーマに沿って健康心理学的な効果だけではなく、治療的効果を目指した運動・スポーツの利用についても指導する。また、運動によって改善されると考えられる精神面の変化を測定する方法を展望し、新たな測定法の作成の指導も行い、論文作成のためのデータを収集、分析させる。

