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第433回

小川町

2009/12/25

 手すき和紙の里、埼玉県の小川町を歩いた。
 昼食は、埼玉伝統工芸会館の敷地内にある食事処「麺工房かたくり」で、地元産のウドン。
 食材は、小川町で収穫された小麦。それを自家製粉して作った手打ちうどんは、太くて、柔らかくて、それでいて、腰があった。ツブツブが混ざっていて、
「売っているように真っ白じゃないですから」
 というように、色は白くない。
 湯気が立ち上る暖かい汁につけて、食べた。
 旨かった。

 小川町は、いわば関東平野の一番端っこに位置している町。すぐ西には、秩父山地が迫っている。
 見晴らしの丘公園に行き、展望台に上ると、そこからは小川町を展望できるだけでなく、天気がよいときには、北関東の山々までも見渡すことができる。
 冷たい北風が「ピューピュー」と音がするほど強く吹くなか、木製の階段を3階まで上って、展望台へ。
 北に向かって立つ。こういう天気の時、山がよく見える。
 左から右へ、順に、榛名山、赤城山、男体山…。さらに、東の方向を見ると、ズ〜ッと、関東平野がどこまでも続いているのがわかる。
 なんと、この日は、筑波山まで見ることができた。

 2月5日放送のNHKラジオ金曜旅倶楽部「旅に出ようよ」のコーナーで、小川町について話すことになっている。
 プレゼンターとして、毎月第一金曜日にこの番組に出演しているが、1月1日は、元旦特別番組放送のため、「旅に出ようよ」の放送はお休み。
 ついでに言うと、このHPも、元旦は更新なし。
 次回は、1月8日の金曜日。

 ここで、写真展のお知らせを…。
 まずは、観光文化学科開設記念「秋山秀一 旅の写真展」が1月6日〜8日、八千代市・勝田台ステーションギャラリー(京成電鉄勝田台駅改札口前)で開かれる。
 次に、「旅行作家秋山秀一世界旅写真展」が1月9日〜11日、市川市八幡市民談話室 3F マイギャラリー(JR/都営地下鉄本八幡駅北口3分)で開かれ、10日(日)は午後2時から会場にて「秋山秀一スライドとトークの会」も行われる。
 ともに、無料。新年早々、小さな旅の途中にでも会場を覗いてみませんか。

                            *

 今回は、小川町で食べたうどんの写真を載せることに・・・。


小川町のウドン

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第432回

1067mmと、1435mm

2009/12/18

「JRと京成では、線路の幅がずいぶんちがうんですね」
 そう言った人がいる。
 前回のこのHPに載っている写真を見てのことだ。
 電車が走っているJRの線路と、その右隣に平行して走っている京成電鉄の線路を比べると、その幅のちがいが分かる。JRの線路は狭軌で、京成電鉄の線路は広軌。線路の幅に、ちがいがあるのだ。
 京成電鉄のこの線路は、成田方面に向かう下り電車の線路。よく見ると、何となく錆付いているような、そんな感じがしないでもない。そう思いませんか。実は今、日暮里駅は改装工事中で、2ヶ月ほど前から、下りの電車は3階に移動し、この線路は使われていないのだ。そのうち、取り払われてしまい、こんな写真を撮ることもできなくなってしまうことに・・・。

 ここで、鉄道についてめっぽう詳しい人がいるので、その人の話を伺うことに・・・。
「JRは狭軌で線路の幅は1067mm、京成電鉄は広軌で線路の幅は1435mmです。日本では広軌って言っていますけど、実はこれが世界標準の線路の幅なんです。新幹線はこの幅です。東京の周辺で広軌は京成のほかには京浜急行もそうです。関西はほとんど広軌で、狭軌は南海電車だけです」

 このあと、話はどんどん進んでいく。なんといっても、鉄道のことになると、
「酒が入らなくても2時間ぐらいは平気でしゃべることができる」
 という人なのである。
 この話の主は、元NHKのチーフアナウンサー、秋山隆さんである。

 秋山さんは、現在、東京成徳短大で、話し方のプロとして、「旅の口頭表現」という授業を担当しているほか、もう一つ「旅と交通」という授業も担当している。
 実は、2010年4月にスタートする東京成徳大学の観光文化学科でも、「観光メディア」という授業を担当することになっている。
 NHKの人気番組だった「新日本紀行」のナレーションや、日曜昼の長時間ラジオ番組の進行役を10年以上に渡って務めてきた秋山隆さんの授業は学生にも大人気。
 東京成徳大学の観光文化学科、または、東京成徳短大の言語文化コミュニケーション科の学生になると、秋山隆さんから直接生の授業を受けることができますぞ〜。

 東京都北区の観光の魅力を紹介するDVDが作られることになって、先週の金曜日の午後、4人の撮影スタッフがわが研究室にやってきて、撮影が行われた。そこで、北区の観光についてしゃべったが、このときの様子はこのDVDの最後の場面に登場することになっている。また、3月に北ケーブルテレビでも放送されるとのこと。

 先週の土曜日、東京成徳大学の八千代キャンパスで、推薦入試が行われた。
 試験終了後、
「今度面接した受験生、成績がいいんですよね」
「はっきりと、東京成徳大学の観光文化学科を目指して受けに来てますね。」
 と、F先生と、T先生。
「観光文化学科、これから面白くなってくるぞ〜」
 と、言うと、
「すでに面白くなってます」
 と、笑顔で、F先生。
 そう、こうでなくっちゃ、ね。

                            *

 今回の写真の舞台は、上海。時速430キロで走るこのリニアモーターカーに、乗った。


JRの線路と、京成電車の線路

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第431回

「今でも、先生のHP見てますよ」

2009/12/11

「今回の放送、まとまってて、良かったですね」
 ってなことを、放送の翌日に、O先生。
 先週のこのHPでも紹介したNHKのラジオ放送を聴いてくれたこと、そして、こんな感想を言って下さったことに、感謝。素直に、嬉しいもんである。
 嬉しいこと、といえば、二人の卒業生から、
「先生、もう短大にいなくなっちゃうんですか」
 HPを見て知った、と言って、こんな電話をいただいた。
 最初に電話をかけてきたHさんは、学生時代「ヨーロッパ地理の旅」に一緒に行った元気グループの中心人物で、現在、同じ学園内の別の学校で事務職員として働いている。
 次に日曜日に電話をくれたAさんは、香港ディズニーランドがオープンしたその日、「アジア地理の旅」に参加していて、盛り上がる香港を一緒に体験した仲間の一人。奄美大島の出身で、踊りの名手。高校生のときからこのHPを見ていてくれたという人だ。
「今でも、先生のHP見てますよ。結婚して、1歳半の子どもがいるんです。もう、Aじゃないんです。Oも、先生に会いたがっていますよ」
 二人のことは、よく覚えている。学生の時から、明るくて、行動的で、とても素晴らしい人たちだった。
 で、手帳をだして、スケジュール調整。年内に、Hさんの仲間たちとは上野で、AさんとOさんとは船橋で、久しぶりに、お会いすることになった。

「東京成徳大学の挑戦 観光文化学科がめざすもの」『文部科学教育通信』No.232 2009年11月23号
「金曜旅倶楽部『旅に出ようよ』で歩いた道」『道路建設』2009年11月号
「旅で出合ったもの 83 大晦日のレイキャビク(アイスランド)」『文芸広場』2009年12月号
「鎌ケ谷の自然を訪ねて 91 Kさんと共に、鎌ケ谷の自然を訪ねて・・・、20数年」『Cityかまがや』2009年冬 No.92
 この一ヶ月、上記のこんな雑誌にぼくの書いた原稿が掲載された。その中の一誌、連載中の『Cityかまがや』の末尾に、東京成徳大学の観光文化学科について、地域の読者を意識して書いたものが載っている。その部分を、紹介することに・・・。

 最後に、私事ではあるが、東京成徳大学人文学部に観光文化学科が2010年4月、発足することになり、その学科長に就任することになった。
 「フィールドワーク」を重視し、社会人基礎力と多文化理解に基づく観光デザイン力とを備えた、観光のみならず社会の広い分野で活躍する人材を育てていくつもりで、「観光まちづくり」も大きな柱のひとつ。
 このタウン誌との関わりも、大いにある。大学は同じ千葉県内の八千代市にある。学科長として旗振りをすることになったが、今後、鎌ケ谷市を始め、県内の様ざまな行政やそこに暮らす人たちと連携していきたいと考えている。存在感のある、皆さんに親しまれる大学にしていきたい、そう思っている。

                            *

 今回の写真の舞台は、日暮里。JR日暮里駅北口、陸橋の上から撮ったこの写真の主役は、線路。この写真の狙いは・・・? その答は、次回に、ということで。


JRの線路と、京成電車の線路

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第430回

観光写真の撮り方も、教えます

2009/12/04

 12月1日火曜日、1時限目と2時限目に十条台キャンパスで、「環境論」と「観光事業論」の二つの授業を行ってから、千葉県鎌ケ谷市へ移動。午後2時30分から、鎌ケ谷市総合基本計画審議会に出席して、議長をつとめた。
 というのも、今、ぼくは、鎌ケ谷市の総合基本計画審議会会長及び、都市計画審議会会長ということになっているのだ。
 鎌ケ谷市総合基本計画審議会終了後、再び上京。十条台キャンパスに戻り、メールチェックの後、来春新設となる東京成徳大学の観光文化学科を少しでも多くの人に知ってもらい、ということで、手紙を書いたり、電話をかけたり・・・。

 12月2日水曜日、「観光写真」の授業の後、十条台キャンパスで、会議。
 12月3日木曜日は、十条台キャンパスで1時限目に「地域開発論」の授業を行ってから、千葉県の八千代キャンパスへ移動。東京成徳大学の会議に出席した。
 企画会議や教授会の後で「観光文化学科」の学科会議が開かれたが、そのとき、
「前回のAO入試のときに受験生が持ってきたんですけど、結構よく撮れてるんですよ・・・」
 と、言って、A先生が、小さな写真のアルバムを持ってきた。
 それを見て、T先生、
「携帯で撮ったものですけど」
 と、言った。さらに、
「高校生の間で話題になっているらしいですよ」
 と、うれしいことも言ってくれた。
 学科会議というと、堅苦しい感じがするかもしれないが、今、「観光文化学科」の会議はとてもいい感じ、なのである。それぞれが、言いたいことはいい、場に、重苦しい雰囲気はなく、オープンで、先生方一人ひとりも、とてもいいものをお持ちになっていて、それでいて、みな同じ目標に向かって、役割分担をしっかり果たそうとしている。もちろん、現状の厳しさは、しっかり認識している。会議を重ねるごとに、日に日に、良くなってきている。そのことは、外からでは分かりにくいと思うが…。
 「東京成徳大学の観光文化学科」は、立ち上がった ばかり。これからだ。面白いものになるに違いない。いや、必ずそうさせる。「楽観すぎるよ」と、外から言われようと、気になんかしてられるか。まず、ど〜んと、打ち上げて、それを形にしていく。それが、いつものぼくのやり方。今回、ちょっと、ハードルが高そうだけど、クリヤーできないことはない。これだけ、素晴らしい仲間たちが、いっしょにやろうとしているのだから。また、4月からは、I先生という素晴らしい観光の専門家も仲間に加わる。今から楽しみだ。
 高校生のみなさん、「東京成徳大学の観光文化学科」の学生として、ぼくたちと一緒に、新しい歴史と伝統を作っていきませんか。ものごとは、何でも、立ち上がりの時期、というのが、面白いんだぞ〜。

 アルバムを手にして、開いてみると、シドニーのオペラハウスや、ハイドパークの噴水、水族館、それに、ブルーマウンテンやコアラなど、いい感じに撮れている写真が何枚も、収められていた。どの写真を見ても、基本的なセンスの良さが感じられる。
 噴水に当たる光のとらえ方や、水族館で撮った写真など、ワクをちょっと工夫すると、もっとよくなる。
 来年の4月、東京成徳大学で観光を学ぶために、こんな学生が入学してくる。今から楽しみである。

 今日、12月4日は、12月の第一金曜日。
 ということは、NHKラジオ第一放送の午後3時33分〜50分、金曜旅倶楽部の中の「旅に出ようよ」のコーナーに、プレゼンターとして生出演して、旅の話をする日である。
 先月は、国会中継のため、番組が流れたため、今回は、そのままスライドして、山形県の川西町について、話すことになっている。

 「“ひょうたん島”のまちを歩く」〜山形県川西町

 なんで「ひょうたん島」がでてくるのか、それは、放送を聴いてのお楽しみ、ということに・・・。

                            *

 今回の写真は、山形県の川西町で撮ったもの。


川西町を歩くと、ひょうたん島の世界が……

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