担当:教授 勝倉 孝治
この授業は、臨床心理学科専攻の1年生が受講する必修科目の一つです。初めて学ぶことになる専門科目であるため、これから4年間に渡って学ぶ臨床心理学の「目次」となるように心がけて授業を進めています。
講義の内容は、主に次のようなものです。まず、大学院にある相談センターや、各地域にある教育相談センターなどで行われている相談活動の流れについて、つまり、相談の依頼から受理面接、受理会議、心理的処遇を経て、途中で行われる事例会議、そして終結(あるいは中断)にいたる流れについてお話します。さらに、心理テスト、カウンセリング・心理療法の主要な理論について概説します。この授業では、精神分析、行動療法、来談者中心療法などを取り上げます。その際、実際の面接の雰囲気を感じてもらうため、自分自身がお会いしてきたクライエントさんとの面接の様子、また、市販されている面接の様子を記録したビデオを視聴してもらいます。後期に行われる臨床心理学Bではここでは触れることの出来なかった他の諸理論や技法が紹介されることになっています。
なお、大勢の方が受講するので、授業中に理解できなかったこと、あるいは疑問などについて質問するのは、難しいかと思います。そのため、出欠を確認する用紙に質問を書いてもらい、次回以降の授業の中で可能な限り答えるようにしています。授業を通して、少しでも双方向のコミュニケーションができるようする工夫です。多くの受講生の方が質問をしてくださるので、概ねこの工夫は、意味があると考えています。
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