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授業紹介

授業名 カウンセリング心理学

担当:教授 國分 康孝

 カウンセリング心理学の守備範囲、方法、理論、思想、職業倫理、形態、トピックスなどを概観して、自分なりのカウンセリングの定義をつくるのが目的。それと同時に、授業そのものがカウンセリングのように自他洞察を促進することもねらいとしている。
 授業後毎回、出席カードの裏に感想・質問を記して提出し、それについて國分がコメントする。紙上Q&Aである。
 雰囲気としては、講義中にフロアから質問・要望(例:言葉の意味をもういちどお願いします)が出るほどにふれあいムードがある。

写真:國分 康孝
写真:國分 康孝

学生の感想

  • 「精神分析をすれば悩みは消えるのか」の問いに対してのフロイトの答え「小さな悩みは消えるだろう。しかし人間としての悩みは増えるだろう」この言葉がすごく心にひびきました。

  • 一人一人のクライエントに合わせたやり方を見つけなければ、その人を満足させることはできないのだなと思った。

授業名 人格心理学演習

担当:教授 小林 厚子

 人格の生涯発達に影響する諸要因について考え、より良い発達のための支援を学ぶことを目的にして、授業を進めています。
家庭・学校・近隣社会・職場などの環境と対人関係、心身の問題など、社会的適応に関する問題は多種ありますが、特に、心身症・不登校・ひきこもり・人格障害などについて問題にします。具体的で役に立つ演習であるために、事例を通して演習し、視聴覚教材・テスト類なども用いています。
 臨床心理技法として、自律訓練法、箱庭療法、アサーション・トレーニング、コラージュ療法、催眠技法などについて、初歩の段階でも体験するように配慮しています。
 これらの演習を進める中で、各自が特に関心を持つテーマについて文献研究を始めるように指導し、後期は発表・討議をして卒業論文・研究に備えます。

写真:小林 厚子

学生の感想

  • 人格心理学演習の授業は、とてもゆったりとした授業で、心に余裕をもちながら受けるけることができる授業内容であると思います。先生も優しく、質問にはきちんと答えてもらえたり、後々の事を考えて課題を出してくれたりするので余裕を持ちつつも、しっかりと受講ができる授業だと思います。(M.E.さん)

  • いつもプリントやビデオを使った演習で、とてもわかりやすいです。また、箱庭療法を、ビデオだけでなく、実際に体験できて、すごく勉強になりました。少人数で、静かに落ち着いた雰囲気で勉強できるところも好きです。(M.K.さん)

  • この授業は、他の演習ではできないこととか教わるので楽しいです。箱庭も実際に経験できたので、楽しかったです。ビデオをみる時間もあるので、実際に聞く話だけでは分からない部分も、リアルな感じに伝わってきて分かりやすいです。(M.S.さん)

授業名 臨床心理学A

担当:教授 勝倉 孝治

 この授業は、臨床心理学科専攻の1年生が受講する必修科目の一つです。初めて学ぶことになる専門科目であるため、これから4年間に渡って学ぶ臨床心理学の「目次」となるように心がけて授業を進めています。
 講義の内容は、主に次のようなものです。まず、大学院にある相談センターや、各地域にある教育相談センターなどで行われている相談活動の流れについて、つまり、相談の依頼から受理面接、受理会議、心理的処遇を経て、途中で行われる事例会議、そして終結(あるいは中断)にいたる流れについてお話します。さらに、心理テスト、カウンセリング・心理療法の主要な理論について概説します。この授業では、精神分析、行動療法、来談者中心療法などを取り上げます。その際、実際の面接の雰囲気を感じてもらうため、自分自身がお会いしてきたクライエントさんとの面接の様子、また、市販されている面接の様子を記録したビデオを視聴してもらいます。後期に行われる臨床心理学Bではここでは触れることの出来なかった他の諸理論や技法が紹介されることになっています。
 なお、大勢の方が受講するので、授業中に理解できなかったこと、あるいは疑問などについて質問するのは、難しいかと思います。そのため、出欠を確認する用紙に質問を書いてもらい、次回以降の授業の中で可能な限り答えるようにしています。授業を通して、少しでも双方向のコミュニケーションができるようする工夫です。多くの受講生の方が質問をしてくださるので、概ねこの工夫は、意味があると考えています。

写真:勝倉 孝治

学生の感想

  • 勝倉先生の授業は、分かりやすいエピソードをまじえながら進むので、一つ一つ理解できます。参考文献なども紹介していただけるので、自分が興味を持ったものがあれば、調べることが出来、可能性の広がる授業だと思います。

  • 臨床心理学というタイトル通り、臨床心理士が実際のカウンセリングを行う心理テストの内容や、カウンセリングを行うまでの流れなどについて授業を行っていく中で、勝倉先生が実際に担当されたカウンセリング例や、様々な体験だけでなく、不思議な話や趣味の話もおり込んでいるので、とても楽しい授業です。学生の感想にも面白く答えてくれます。

  • 先生の実体験を聞きながら臨床心理学を勉強できるので、毎回楽しみにしています! 実際聞いてみるとカウンセリングって大変だなあと思いますが、先生自身が無理せず自然にカウンセリングしているので、自身になります。

授業名 臨床心理査定法I・II

担当:准教授 青木 佐奈枝

 世界が自分を中心に回っていて、自分の欲求がすべて満たされていたら、それはそれで幸せのような気もしますが、実際の人生はそうもいきませんね。皆さんも生活の中で「ああ! 上手くいかない!」と思うことがあるかもしれません。
 こんな時、私たちはいろいろ考えたり、感じたり、何らかの行動を起こしたりしますが、でも、そのやり方はみんな少しずつ違っているものです。この考え方や感じ方、行動の仕方のすべてを、心理学では「性格」と呼びます。
 この授業では、心理テストなどを使って、自分がどんなふうに感じやすいか、どう考えやすいか、そして、どんな行動を取りやすいか、「自分の癖」を考えていきます。自分に向き合うことはそんなに楽なことではないのに、みなさんの先輩である大学生達はこちらが驚くほど一生懸命取り組んでいて、本当にえらいなといつも感心しています。この授業は社会に出る前に、自分や他人について考えるちょっとした時間です。

写真:青木 佐奈枝
写真:青木 佐奈枝

学生の感想

 青木先生の臨床心理査定法は、主に自分自身について心理検査を行いレポートを作成するという形式です。
 様々な心理検査を行うため、自分でも知らない一面を知ることができ、また自分を多面的に捉える事が出来るのでとても楽しい授業です。結果の解釈の仕方についてはプリントの他に先生が細かく説明を加えてくださり、理解しにくい部分については特に時間をとって説明してくださるので安心して授業を受けることが出来ます。
 レポートもしっかり書けるようになるので、青木先生の授業はお薦めです。

授業名 心理学A

担当:助教 鎌田 大輔

 学生の頃、心理学を学んでいると言うと『こころを見透かされそう』とか『人のこころを読めるんですか?』などとよく言われたものです。このように皆さんの一般的な心理学に対するイメージはどこか神秘的・魔術的なようです。
 しかし、実際の心理学は、実験結果や客観的データをもとにした科学なのです。ですから、『想像してたのと違う…』『期待はずれ…』などといった感想を抱く人も多いと思います。そういう私も学生の頃に少なからずがっかりした学生の一人でした。そのため、楽しく体験的に学べる心理学をテーマに授業をしています。

写真:鎌田 大輔

学生の感想

  • スライドに書かれた文章に更に例を加えて説明してくれるのでわかりやすい。たまにスライドの移行スピードが速い時がある。心理学に興味を持った上で受ける講義としては良いと思う。毎回小テストがあるので、良い意味でサボることが出来ない講義。(Tさん)

  • この授業は、心理学の独立から始まり、どのように心理学が発展していったのかを学んでいく授業です。パワーポイントで授業は、進んでいきます。『図と地』の関係では、反転図形とは、どちらが図と地になるか、目のつけどころによって変化することがわかりました。主観的輪郭では、実際には存在しない線を図の組み合わせで、線が引いてあるような線を目が作り出している体験を授業で直接することができます。このように、心理学を体験してみたい人にはお勧めの授業である。(Fさん)

  • 授業は説明しなきゃいけないことがたくさんあるから書くのが大変です。でも内容的には分かりやすく、映像も交えての説明だから更に分かりやすくなっています。映像を見ることで納得もいくと思います。(Mさん)

  • 授業の内容は、例や映像を入れて説明してくれるのでわかりやすいです。授業の最後に確認テストがあり、次の時間に答え合わせをしてくれるので、内容理解が深まると思います。(Aさん)

  • 心理学Aでは心理学の種類や歴史などいろいろ勉強します。大講義室での授業なので、気分的にとても大学生というカンジの中で勉強できます(笑)たのしいですよ!!(Oさん)

授業名 卒業論文

担当:助教 石村 郁夫

 わたしの専門は臨床心理学やポジティブ心理学ですが、わたしのゼミではわたしの専門に関わらず、学生の皆さんの興味のあるテーマや問題意識を大事にしながら、研究に取り組んでいます。
 わたしの研究領域は我が国においてはほとんど取り上げられていないフロー体験(目の前のことに夢中になって我を忘れて、時間があっという間に過ぎ去る楽しい体験が無気力や抑うつに対して予防効果があるのではないか)という現象を研究しています。
 そのため、わたしの研究テーマであるフロー理論に基づいて、ゼミ内の雰囲気をできるだけ元気にし、活発なコミュニケーションを取れるように心掛けています。このゼミを通して、文献検索のノウハウや研究する際の仮説設定の仕方、質問紙の作成、調査の実施、データ解析、論文執筆などをしっかりと楽しく学習していきます。さらに、この研究を通して、新しい自分や他者の知らない側面を発見し、学生の皆さんとともに人のこころを深く理解していく楽しさを共有できたらと思っています。

写真:石村 郁夫
写真:石村 郁夫

学生の感想

 このゼミでは、石村先生を中心に研究の内容にかかわらず様々なことについて話し合います。ただ単純に研究に関しての指導やサポートだけでなく、様々な心理学の知識も深めることができます。
 石村先生のお話は、心理学を専攻している学生としては非常に興味深く、有意義な時間を与えていただいています。
 学生も自由に発言できる雰囲気で、堅苦しさのない、石村先生を中心にまとまっているとても良いゼミです。

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