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出張講義概要

出張講義概要

出張講義概要

テーマ:講師 講義概要
01

人生で大事なこと


國分 康孝(副学長 教授)

専門領域

カウンセリング心理学

研究内容

  • カウンセリング諸理論の比較研究

  • 構成的グループエンカウンターの研究

人生で大事なことはなにか ワンネス、ウイネス、アイネスである。 生き方についてカウンセリング心理学の立場から提唱したい。
02

本学の一般教育のめざすもの
-進化する一般教育-


長谷部 孝司(教授:共通領域部)

専門領域

金融論、日本経済論

研究内容

戦後日本の金融システムの形成、確立、変容

進化する一般教育
戦後の日本の大学教育は長い間、一般教育と専門教育の2つの分野からなり、前者では語学、体育、教養科目の3つがその柱となっていました。
しかし、この10数年の間に、一般教育は大きく変わりました。上記の3本柱に加えて、導入教育、キャリア教育などが重要な柱として加わり、全体としてその課題や守備範囲が大きく広がってきています。
この背後には、時代や社会が急速に変化していく中で、大学教育に求められるものも大きく変わってきているということがあります。そこで、多くの大学が教育改革に取り組む中で、現在、本学が目指している独自の一般教育のねらいと内容について解説いたします。
03

お金の話
-家計簿から地域通貨まで


福山 裕宣 (准教授:共通領域部)

専門領域

報工学、経営工学、教育工学

研究内容

  • ICTを利用した教育の情報化

  • 年齢に応じた教育方法の研究

  • 減価する通貨を用いたまちづくり

質問です。
  • 普段、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました。」を聞いていますか?

  • スピーカーから聞くことに慣れてきていませんか?

  • 何日も聞かないことってありませんか?

  • お客さんと店の人とのやり取りの中で、自然におぼえていたことってありませんか?

  • 減価する通貨を用いたまちづくり

最近では、小学校でも仕事を体験する試みが増えてきています。でも、言葉のやりとりをすることはあまりないのではないでしょうか?ましてやお金の話は出てこないでしょう。
そこで出張講義にて、お金という媒体を使ったコミュニケーションの話から、家計簿や簡単な会計、そして、地域通貨のことまでお話ししてみたいと思います。
04

光源氏の貴族生活
-源氏物語を楽しく読む-


小林 朋恵 (教授:日本伝統文化学科)

専門領域

平安時代の記録と文学

研究内容

主として『源氏物語』『枕草子』の研究

平安時代の政治・文化・生活を知って源氏物語を読む時、そこには平安時代の時空広がる。辞書を引き一語一語読むのとは違った、文学と歴史を行き来して作品と時代を知る読み方もある。
05

新選組はおもしろい
-歴史を見直す素材として-


鶴巻 孝雄(教授:日本伝統文化学科)

専門領域

日本近代成立期の思想史、民衆史、運動史、文化史

研究内容

近代成立期の民衆運動 新選組 文明開化 自由民権運動の研究

新選組は、アカデミックな歴史研究のテーマとしては市民権をもっていませんでした。でも、分厚いファンがいて、微細にわたる研究書や、小説、映画・アニメなどが量産され続けています。ところが最近、歴史研究者が新選組研究を始め、新選組像に地殻変動が起こっています。歴史が読み直おされ、新しい歴史像が作られる過程を、新選組評価をとおして見ようと思います。
06

仏像のやさしい見方


金丸 和子 (教授:日本伝統文化学科)

専門領域

東洋、日本美術史

研究内容

日本古代の仏像の歴史 日本と朝鮮の弥勒菩薩像の造形表現の比較研究

仏像の種類をその形から見分けられるようにスライドを使って説明する。
仏像を楽しんで味わえるようになってほしいと思い、形と役割を中心にお話します。
07

能・狂言の魅力


奥山 けい子 (教授:日本伝統文化学科)

専門領域

日本音楽史

研究内容

能・狂言の音楽、地域の文化の交流

能と狂言は日本の中世に誕生して以来、変化しながらも絶えることなく生き続けてきた古典芸能です。能は音楽と舞踊による演劇であり、狂言は能とともに生まれ、ともに演じられるセリフ劇です。代表的な演目を取り上げ、登場人物や舞台の進行に注意しながら、能や狂言の特徴を理解する授業です。
08

古典教材で学ぶ日本史


増尾 伸一郎 (教授:日本伝統文化学科)

専門領域

日本を中心とした古代東アジア文化史

研究内容

中国撰述経典と道教の伝播、古代日本文学の形成と中国文化、陰陽道の宗教的重層性など

よく知っている古典文学から歴史を学ぶ
- 文学と歴史のコラボレーション -
  • 『万葉集』にみる律令制と生活文化

  • 古代の仏教信仰と『日本霊異記』

  • 『土佐日記』にみる地方と中央

  • 『将門記』と東国武士の世界

  • 王朝貴族社会と『源氏物語』『枕草子』

  • 『今昔物語集』にみる中世初期の職能民

  • 『御伽草子』の成り立ちと変貌

  • 何日も聞かないことってありませんか?

  • お客さんと店の人とのやり取りの中で、自然におぼえていたことってありませんか?

  • 減価する通貨を用いたまちづくり     他

09

王朝文化を実感しよう
~出張!伝統文化体験~


青柳 隆志(教授:日本伝統文化学科)

専門領域

日本古典文学、歌謡

研究内容

日本における詩歌の吟誦 とくに朗詠と和歌披講についての研究装束と宮廷儀礼の研究

東京成徳大学が誇る「伝統文化体験」をおすそわけ!
  • 十二単を着てみよう!伝統装束体験(60分~90分)

  • 雅楽体験入門(笙・篳篥・笛)(60分)

  • 甲冑と武家装束を着けてみよう(45分)

  • 「歌会始」を体験しよう~和歌披講~(45分)

  • 韓国の宮廷装束を着てみよう(45分)

10

芥川龍之介の生涯と文学
- 二人の〈父〉と二つの〈家〉-


庄司 達也 (准教授:日本伝統文化学科)

専門領域

日本近代文学

研究内容

  • 芥川龍之介を中心とした日本の大正期の文学

  • 出版メディアと文学、作家、読者の関係

科書に載る作品「羅生門」で知られる芥川龍之介は、明治25(1892)年、現在の中央区明石町で生まれました。「芥川龍之介」と聞くと、東京生まれの東京育ち、江戸時代からつづく士族の家柄で、都会的な洗練された作家の代表格! なんて思っていませんか。実は、彼には二人の父がいて、実の父親は現在の山口県の出身なのです。都会育ちのイメージが強い作家に流れる長州人の血潮をフィルターにして、芥川文学を読み解きましょう。
11

英語発音クリニック
-日本人の英語発音のあり方とは?-


今仲 昌宏(教授:国際言語文化学科)〈英米言語文化専攻〉

専門領域

音韻論、英語音声学、英語学、発音矯正

研究内容

日英語の調音比較、音響音声学、英語発音矯正、認知意味論の研究

これまで英語を話してもNative Speakerに理解してもらえなかった経験はありませんか。わかりやすい発音にするには、いくつかのキー・ポイントがあり、これをクリアするとかなりわかりやすいものになります。実際の発音練習を行うとともに、下記の項目について受講者の皆さんと考えてみたいと思います。
  • 発音教材の紹介と選び方

  • 個人で行う練習方法

  • 英語らしい発音とは?

  • 日本人が目指すべき英語発音は?

  • 発音の良否と英語運用能力の関係は?

12

ハリー・ポッターの国はどんな国?
-19世紀イギリスの近代化について-


栗原 晶江 (教授:国際言語文化学科)〈英米言語文化専攻〉

専門領域

イギリス文学

研究内容

19世紀ロマン主義の文化史的意義、イェイツにおけるアイルランド文芸復興運動、および現代文学文化批評理論

全寮制のパブリックスクールに魔法の世界―古いイギリスを舞台に世界中を引き付けた物語ですが、イギリスは19世紀近代化において、新時代に起こるであろうさまざまな問題に現実的な対応を試みました。産業革命と自然保護活動、階級社会と文学活動、教育制度の問題を取り上げ、古くて新しい国・イギリスの文化的歴史背景を考えてみます。現代の私たちにも共通する課題を含んでいるのではないかと思います。
13

観光の拠点としての国際空港


玉川 惠子(教授:国際言語文化学科)〈英米言語文化専攻〉

専門領域

ツーリズム(観光)における「産官学」連携の手法

観光と国際空港
航空機の性能の向上、個人旅行の増加により、世界中で観光が盛んになりました。文化交流に役立ち世界の平和につながる「観光」になくてはならない「国際空港」について、日本の成田国際空港を含めた世界の主な国際空港の特徴を紹介し、旅行者に優しく、地域経済、エコロジーにも優しい空港とはどのようなものかを、受講者と一緒に考えます。
14

オバマ大統領と1960年代


髙野 泰 (准教授:国際言語文化学科)〈英米言語文化専攻〉

専門領域

アメリカ史(社会史、心性史、科学史)
アメリカ研究

研究内容

建国期アメリカの心性史

2008年のアメリカ大統領選挙で初の黒人大統領として選出されたオバマ大統領の様々な施策は、1960年代に遡ることができる。もともと彼がシカゴでコミュニティ支援をしていたのも、60年代のキング牧師の「貧困との戦い」に原点があった。大統領になった彼の、「グリーン・ニューディール」のような経済や環境についての取り組みも、同様に60年代の環境意識の高まりなどとの関連があるように見える。このような観点から現代アメリカと60年代アメリカの様々な問題との関係を読み解く。
15

英語・フランス語・イタリア語を比べてみよう


江澤 恭子 (准教授:国際言語文化学科)〈英米言語文化専攻〉

専門領域

イギリス文学

研究内容

  • 20世紀イギリス女性作家研究

  • 外国語としての日本語教育

  • オセアニア先住民問題

英語以外の外国語を少しかじってみませんか。他の外国語を知ることで英語に対する見方が変わってきます。また英語という言語をより深く理解できるようになります。別の言い方をすれば、いかに英語が楽かということがわかってきます。
例えばイタリア語で「おはよう」「こんにちは」は“Buon giorno”です。英語の“good”にあたる“buon”と“day”にあたる“giorno”の組み合わせです。でも「こんばんは」は“buonasera”(“good”+“evening”)です。同じ“good”なのにどうして違うのでしょう。英語は“good”だけで済むのです。便利ですね。
16

ユーゴスラヴィアの民族紛争


岡本 和彦(准教授:国際言語文化学科)〈英米言語文化専攻〉

専門領域

国際関係史

研究内容

ソ連東欧現代史、ユーゴ・ソ連関係史、コミンフォル ム研究、旧ユーゴスラヴィア地域研究、ロシア政治

冷戦終結後の1990年代に起きたユーゴスラヴィア民族紛争についてわかりやすく解説する。この紛争の歴史的な背景(多民族国家ユーゴの冷戦時代の独特な政治経済情勢)についてまず考察し、続いて紛争の具体的な展開と紛争を激化させた諸要因(特に欧米諸国の対応の問題)について考察する。そして、この紛争が国際関係に与えたインパクトについて考察する。
17

すぐに覚えて楽しめる中国語


周 建中 (教授:国際言語文化学科)〈アジア言語文化専攻〉

専門領域

生物環境科学(自然と社会の両面から見た沙漠化問題)、中国語教育

研究内容

中国における沙漠化問題、中国語教育法、中日の人口と教育社会問題  中国歴史・文化、日中文化比較

周知のように、中国語も日本語も漢字を使う。漢字の意味の多くは通じる。漢詩や漢文なら勿論、現代中国語の読解と翻訳なら、漢字の分らない人々より日本人の方が随分堪能である。例えば「你好」、「我愛你」「我来日本留学」など。しかし、発音は異なる。日本語は音読・訓読み・音訓と訓音読みの違いがあり、同じ漢字に実に豊富な読み方があるのに対し、中国語は原則として1つの漢字に1つの発音しかない。発音さえ身に付けたらあなたの中国語は相当なものになる。中検3級はビジネス参加レベル、TOEIC700点に相当するとされる(うちの中国言語文化コースから中検2級も出ている)。
18

中国異なる地域・民族の食文化


周 建中 (同上)

拉麺(ラーメン)、餃子、肉まんなどの料理は人気が高い。四川料理、広東料理、上海料理、北京料理などはよく知られている。中国は国土が広く、自然が多様で、多民族国家であるため、食文化も様々である。こうした中国食文化を概説した上、特に私の故郷内蒙古における漢民族と少数民族の食文化を紹介する。希望があれば調理実習も考えている。
19

中国における人口・資源と沙漠化問題


周 建中 (同上)

毎年春先に黄砂が飛んでくる。黄砂は何処から、なぜ飛んでくるのか。また中国は国土の三分の一に渡る地域で沙漠化が進むなど深刻な環境問題を抱えている。その要因は何なのか。どのような対策が取られているのか。環境問題には国境がない。毎年数多くの日本人ボランティアが現地での植林に参加している。これらについて解説する。
20

韓国の教科書にみる歴史
-中学校「国史」-


大井 剛 (教授:国際言語文化学科)〈アジア言語文化専攻〉

専門領域

東アジアの歴史学・考古学

研究内容

  • 東アジアの歴史と文化、漢字文化ネットワーク の研究

  • 時間意識と歴史記述との関係をさぐる研究

日韓関係でしばしば話題にのぼることがらのひとつに「歴史認識」の問題があります。日本の文部科学省検定済教科書が批判の対象になるばあいがありますが、韓国の国定教科書には自国の歴史がどのように記述されているのでしょうか。韓国では最近、教科書の国定を廃止して自由化しようとする動きがありますが、2005年に改訂された中学校「国史」教科書を拾い読みしながら、韓国の歴史教育の一端をかいまみることにしましょう。
21

韓国語を学習するメリット


イ ユニ(李 允希)(教授:国際言語文化学科)〈アジア言語文化専攻〉

専門領域

外国語としての韓国語教育、韓国語音声教育

研究内容

Prosodyに関する韓国語教授法、音声教育、教材論、CAI教材開発

近年観光のために日本を訪れる来客数のトップは、韓国人観光客です。しかし、観光の現場では韓国語で対応できる人材が非常に少ないのが現状です。韓国語は日本語との類似点が非常に多く短時間で習得できるため、学習のメリットや将来性の高い言語です。一回の学習だけでも相当なことばが理解できるようになりますので、試してみませんか?
22

暗記せずにハングルが読める方法


イ ユニ(李 允希) (同上)

ハングル文字は作った人や年のわかる珍しい文字で、その制字の方法を記した発表当時の本は世界記録遺産にも登録されています。ハングル文字は記号のようで難しいと思う人が多いのですが、あるユニークな方法により、1時間で自分の名前が読み書きできるようになるのです。丸暗記せず連想することで覚えられる簡単な方法をご紹介します。だめしてみる価値は十分にあると思います。
23

これだけ覚えれば、出来る、韓国一人旅!


イ ユニ(李 允希) (同上)

韓国は日本人リピーターがもっとも多い国です。つまり一度行けば何度も行きたくなる魅力を秘めた国だと言えるでしょう。毎回ツアーで訪れるのも楽しいかもしれませんが、リピーターのほとんどの人は一人旅がしたくなるようです。そのときに役に立つことばが「~お願いします」です。この表現を簡単に工夫すると、1時間で一人旅が実現できるようになります。ぜひ試してみませんか?
24

現代日本語の中に生きる漢語と中国語


直井 文子 (准教授:国際言語文化学科)〈アジア言語文化専攻〉

専門領域

日中比較文学、日本漢文学、中国語

研究内容

江戸時代の日本漢詩文と中国の古典漢詩文との比較文学的研究

故事成語と日本語・中国語
「五里霧中」「呉越同舟」「天衣無縫」「一挙両得」など、中国の故事から生まれた言葉で、現代の日本と中国とで使われているものを選び、その出展となった故事を詳しく説明し、現代の両国での、その言葉の使われ方を考えてゆく。例えば、「天衣無縫」は、中国と日本とで少し使われ方が異なる。また、「一挙両得」は、日本では「一石二鳥」という言い方の方が口語で広く使われているのに対し、中国では「一箭双鳥」という言い方が多い。このような違いから、生活文化の違いも探ってゆきたい。
25

北京オリンピックをめぐる政治学


阿南 友亮 (講師:国際言語文化学科)〈アジア言語文化専攻〉

専門領域

政治学(特に近現代中国政治ならびに東アジアの国際関係)

研究内容

近現代中国政治、日中関係

最近、北京オリンピックの開催をめぐる議論が新聞の紙面やテレビ番組を賑わせている。世界 的なスポーツの祭典を中国が主催することに関して環境問題や人権問題の観点から問題提起もなされている。スポーツと政治は切り離すべきであるという意見もあるが、歴史的に見れば、オリンピックは、政治の影響を色濃く受けてきたと言える。史上最大規模の聖火リレーを展開するなど北京オリンピックの開催に並々ならぬ意欲と努力で取り組んでいる中国政府の政治的意図は何か?開催直前になって国際社会において様々な問題提起や批判がなされるようになったのはなぜか? オリンピックをめぐって交錯する様々な思惑について考えたい。
26

音楽からみる「韓流」
- 韓国演歌からK-POPまで -


水谷 清佳 (助教:国際言語文化学科)〈アジア言語文化専攻〉

専門領域

民族芸術学、都市文化学

研究内容

  • 都市文化としてのマダン研究

  • ソウルの文化 空間創造とマダンの関係

映画「シュリ」に始まり、「冬のソナタ」によって巻き起こったとされる「韓流」ブーム。日本における「韓流」のきっかけは映画やドラマといった映像メディアが中心でした。しかしもう少し時代を遡ってみると、私たち戦後日本の音楽シーンは常に韓国の音楽や歌手たちの影響を受けていたことがわかりました。そこで本講義では、“音楽韓流”を通して日本と韓国の音楽の相互交流を振り返るとともに、新たな視点から韓国社会をみつめていきます。
27

手持ちの力で生きる
-いくつかの事例を通して-


宮本 文雄(教授:福祉心理学科)

専門領域

福祉心理学、障害児教育学

研究内容

知的障害児の社会的自立に関する研究

視覚障害をもつ高校生、ダウン症の青年、パーキンソン病を患っている高齢者、要介護の高齢者などの事例を紹介する。これらの事例において、それぞれの人が自分のもっている力を十二分に使って生活をしていることが、生き生きした生活となっている。そして、周りの人に対しては、生きることについて大きな感動を与えていることを報告する。
28 「自立生活」とは
山口 春子 (教授:福祉心理学科)

専門領域

社会保障法、社会福祉学

研究内容

福祉サービス契約利用にともなう利用者支援制度・施策

福祉サービスの基本理念は、「個人の尊厳の保持」と「自立生活支援」です(社会福祉法3条)。この“自立”生活とは、どのような生活をいうのでしょうか。
“自立”生活には、就労により経済的に自立する“就労自立”、自分で健康・生活管理を行う“日常生活自立”、社会的なつながりを維持・回復する“社会生活自立”が含まれます。
また、“自立”よりも“自律”のほうが、適切でふさわしい表現との指摘もあります。
福祉サービスの基本的な理念である自立生活支援について一緒に考えてみましょう。
29

福祉心理学とは何か


中山 哲志 (教授:福祉心理学科)

専門領域

福祉心理学、障害者福祉

研究内容

障害のある人たちに対するよりよい支援を実現するために、関連課題を福祉心理学の面から研究

人びとの幸せを実現するために社会福祉はめざましい変化をとげています。いっそうの充実を図るなかで忘れてはならないのは、一人ひとりの思いや命、生活の豊かさを大切にする個別支援への視点です。
福祉心理学は心理学をもとに福祉の対象者であるあらゆる人びとの個別支援のあり方を考える学問でもあります
いま、なぜこうした学びや視点が必要となるのかを考えます。
30

高校における特別支援教育


中村 真理 (教授:福祉心理学科)

専門領域

心身障害学、障害児心理学

研究内容

  • 障害児の言語発達・指導に関する実践的研究

  • 障害児・者および家族に対する支援

  • 特別支援教育

従来から、高校における発達障害児の問題が指摘されています。そして2004年12月の中央教育審議会「特別支援教育を推進するための制度の在り方について」では「高等学校に在籍しているLD・ADHD・高機能自閉症等の生徒に対する指導及び支援の在り方」について「早急な検討が必要である」ことが提言されています。そこで発達障害についての教職員の方々の障害理解と、どのような特別な支援が必要かについて具体的に一緒に考えていきたいと思います。
31

人格(パーソナリティー)とは


小林 厚子 (教授:臨床心理学科)

専門領域

人格心理学、家族心理学

研究内容

社会性の発達および育成について、LDの子どもの指導パーソナリティー診断に関する研究

人格(パーソナリティ)とは、どのように形成されるのでしょうか?特にこころの健康や適応という観点から解説します。
社会的適応を向上させるためには、どのような心理的関わりが有効でしょうか?
また、人格障害・精神障害などについて諸相を学び、家族・友人・近隣社会の対人関係が、個人に及ぼす影響について、生涯発達の視点から考えます。
32

カウンセラーを志望している方たちへ


勝倉 孝治(教授:臨床心理学科)

専門領域

カウンセリング心理学

研究内容

教師と児童生徒の人間関係、教師のストレスに関する研究

カウンセラーになるにはどのように勉強していったらよいのか、カウンセラーはどのような場でどのような仕事をしているのか、などについてカウンセラーとしての経験をふまえてお話したいと思います。さらに、その場で生徒の方たちの質問に答える時間をもちたいと思っています。
33

青年期を生きる
-アイデンティティの確立に向けて-


井上 忠典(教授:臨床心理学科)

専門領域

臨床心理学

研究内容

青年期における対人関係のあり方と心理的適応
催眠療法・自律訓練法

青年期の真っ只中にいる多くの高校生が、今、自分が何をやりたいのか、何をなすべきなのか、という迷いや不安を感じていることでしょう。なぜ、このような不安や葛藤が青年期に起きやすいのか、また、どのようにしてそれを克服して自分の成長につなげていけばいいのか、自分を振り返って考えてもらう機会を作りたいと思います。
34

相手の立場になってみる
―心理劇を体験してみよう―


青木 佐奈枝(准教授:臨床心理学科)

専門領域

臨床心理学

研究内容

  • 心理査定の活用に関する研究

  • 医療における心理支援に関する研究

  • 心的外傷と解離に関する研究

心理学は、役割を演じるということによって、私たちが抱えている様々な問題の整理や新しい視点を探っていく方法です。日常生活の中で、相手の立場になってみたり、いつもの自分と少し違う視点から物事を眺めてみると、うまくいくこともあるかもしれません。この授業では心理劇を実際に体験していただこうと思います。
35

やる気を育てる心理学


石村 郁夫(助教:臨床心理学科)

専門領域

臨床心理学、ポジティブ心理学

研究内容

精神的健康の向上や活力の育成を支援する介入法に関する研究、集団の創造性やコミュニケーションを促進させる介入法に関する研究

我が国では、自殺、不登校、引きこもり、ニートなどの無気力や抑うつ症状が社会問題となっています。しかし、ほとんどの人の幼少期はいきいきと何事もチャレンジし、目に映るものすべてに興味を示し、やる気に溢れていたことを思い出すでしょう。こうしたやる気は放っておいてしまうとどんどん失っていってしまいます。どのようにして、やる気を育てていくかに関して、最新理論であるポジティブ心理学の観点からご一緒に考えたいと思います。
36

心理学を生活に生かす


海保 博之(教授:健康・スポーツ心理学科)

専門領域

実践認知心理学

研究内容

  • わかりやすさを、情報環境、人工物に作り込むための心理学的設計原理の開発

  • ヒューマンエラーの研究

わかりやすい文書表現をする
受け手の頭の働きに配慮した表現をすることで、その表現はわかりやすいものとなる。メリハリ表現、結論先行表現、動機づけ支援の3つがポイントとなる。
対象 すべて
人はなぜエラーをするのか
人はエラーをする動物である。したがって、エラーを事故に直結させない工夫が必要となる。
エラーのタイプごとに、そのくせに配慮した工夫をするにはどうするかを考える。
37

スポーツ心理学で学ぶ実力発揮の心理学


市村 操一 (教授:健康・スポーツ心理学科)

専門領域

心理学統計、スポーツ心理学

研究内容

  • スポーツ選手のメンタルトレーニング

  • 心理学の質的研究法

スポーツ選手は高い目標を目指します。甲子園へ行くとか、日の丸を胸につけるとか、プロになって有名になるとか。でも、一足飛びに目標を達成するわけではありません。意外に小さな目標を積み上げていきます。スポーツ選手たちはどのような目標設定をするのでしょうか。そして、本番では、どのようにして不安に打ち勝って、精神を集中させるのでしょうか。このような問題についてのスポーツ心理学の知識は、運動部の活動だけでなく、受験にも役に立ちそうですね。
私の講義では、話だけではなく、リラクセーションや精神集中の方法の実技の指導も行ないます。
38

スポーツにおいてやる気を維持するために


木幡 日出男(教授:健康・スポーツ心理学科)

研究分野

スポーツ心理学、サッカー

研究内容

プロスポーツ選手のキャリアカウンセリング、メンタルトレーニング

やる気や意欲を失うときとはどのような時か。逆に今のやる気を維持し、さらには高まる時とはどのような時か。やる気をいかに高め、スポーツに専心していくか、その方法を解説し、自分に合うスタイルを探る。自己分析を通して今後のスポーツ活動におけるパフォーマンス向上のための心理的資質についても触れ、より良いパフォーマンス発揮のための方策を探ります。
39

スポーツ競技場面での不測の事態に対処する


木幡 日出男 (同上)

イチロー選手のWBC決勝までの道のりは、容易ではなかった。チームの得点チャンスに彼のバットは鳴りを潜め、再三チームの期待に応えられなかった。すでに自分でも今までの自分ではない自分を感じていたように察する。いかに本来のパフォーマンスを発揮する状態にもっていったのだろうか。試合や練習場面では予期しないことがたびたび発生する。失敗やミス、さらにプレーできないような怪我にも遭う。そのような時にどのように対処するか。事例とともに対処法について一緒に考えてみましょう。
40

自分の思考・認知パターンを知ってパフォーマンスアップ


木幡 日出男 (同上)

練習や試合中の一つ一つのプレーに関して詳細に自分の思いや感じを競技中に回想していては次のプレーに影響し、スムーズに遂行されません。しかし、ミスや失敗をした直後は心理的影響は小さくはなく、その後のプレーに何らかの影響が考えられるかもしれません。自分のプレー上のミスはもとより、味方の、あるいは相手のミスに関してどのように感じ、考えるかによってその後のプレーが変わってきます。プレーしている自分の感じ方、考え方のパターンを客観的に知ることでより良いプレーが可能になります。その方法をともに探っていきましょう。
41

いきいきとしていること


石﨑 一記(教授:健康・スポーツ心理学科)

専門領域

発達心理学、環境教育

研究内容

  • 自主性の発達、感性の発達

  • 自然体験活動が子どもの発達に及ぼす影響

  • ネイチャーゲーム

青年期の悩みと対人関係:悩みを抱えているときは、自分ばかりがなぜと思いがちです。しか し、実際には多くの人が同じような悩みを抱えて毎日の生活を送っているのです。特に、高校生にとって人間関係の悩みは大きなものになっています。日ごろの自分の振る舞いを振り返って、対人関係のあり方を考えてみましょう。
自然遊びの意義:自然の中で人が癒されることは、広くから知られています。特に日本人は古くから四季折々に自然を身近なものとして、生活の中で楽しんできました。子どもにとっても、自然遊びは学びの宝庫です。ネイチャーゲームを通して、実際に自然を直接体験しながら、自然遊びの意義と役割について考えてみましょう。
42

キャリアデザイン入門
「自分らしく生きる」ってどういうこと?


出雲 輝彦(教授:健康・スポーツ心理学科)〈共通領域部兼担〉

専門領域

スポーツ政策学、スポーツ法学、テニス指導方法論

研究内容

カナダのスポーツ法と政策、国際競技力(ICS)指標の開発とその応用、外国人留学生と日本人学生が混在する大学体育実技の教育成果向上

キャリア(career)は、職歴や経歴などと訳されますが、人の生き方や働き方が多様化している今日、単に仕事上の地位、実績、資格、能力等の連続性を指し示すだけではなく、仕事以外のさまざまな営みをも含む、人それぞれの人生上の足跡として考えることもできます。すなわち、キャリアとは、個々人の生き方そのものであり、分かりやすく説明すると「自分らしい生き方」ということになります。
では、あなたにとっての「自分らしい生き方」とは、どのようなものでしょうか? 本講義では、そのことについて考える際の幾つかのポイントを示させていただきます。
43

高校スポーツ選手に必要なトレーニング理論


川北 準人(准教授:健康・スポーツ心理学科)〈共通領域部兼担〉

研究内容

バスケットボールの指導法及び技術論・戦術論に関する研究

講義力を向上させるためには、トレーニング、栄養及び休息の3要素のバランスが必要です。すべてのスポーツの基礎となる、柔軟性、瞬発力(パワー)、敏捷性(アジリティー)、持久力(筋&全身)向上を目的としたトレーニング方法を整理し、紹介します。また、向上した身体能力を様々なスポーツ場面で発揮するためのコーディネーショントレーニングを体験していきます。
44

こころのしくみ


羽鳥 健司(助教:健康・スポーツ心理学科)

研究分野

ポジティブ心理学、臨床心理学

研究内容

困難な出来事に対して行われる意味づけ、筆記療法

私たちは、日々生活する中で、腹を立てたり、悲しんだり、不安になったりと、いろいろな感情を体験します。本講義では、感情は何のためにあるのか、私たちは固有の感情に触れるとどのような行動を取るのか等について、科学的な証拠に裏打ちされた証拠に基づいて、その基礎の部分を身近な例を使ってわかりやすく説明します。将来、臨床心理士などのように、臨床心理学関係の職業に就きたいと考えている人にとって有意義な時間になると思います。
 楽しい講義をします。是非一度、お聞きになってみてください。
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