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国際交流体験談
ホームステイ豆知識 (2)-アメリカの医療保険制度-
2009年09月23日

 今日私たちは医療保険のおかげで大きな不安もなく日々生活することができます。また日本から留学したり海外旅行に出かけたりする場合でも、比較的低額の掛け金を払って海外留学・旅行保険に加入しておけば、現地で十分な医療の保障を受けることができます。
 今アメリカで議論されているのは国民皆保険制度についてです。実は先進国で皆保険が実現していないのはアメリカだけなのです。4700万人が医療保険に未加入であるといわれ、資産家ならばともかく、一般市民は大病を患ったら最後、医療費を支払うために家を売って破産するかどうかという選択を迫られることがあるほど切実な問題なのです。
 この問題は、1912年にセオドア・ルーズベルト大統領が選挙公約に公的医療保険を掲げてから約100年も解決されないでいます。議会の公聴会も745回も行なわれています。先進国では当たり前になっている保険が未だに実現していないのです。日本にとっても身近なアメリカの国民皆保険の成立を祈りたいところです。
(国際交流委員会)


 

 米国の医療費参考例 盲腸手術入院の都市別総費用ランキング(AIU Data 2000)

順位 都市名       平均費用    平均入院日数
1  ニューヨーク     243万円      1日
2  ロサンゼルス    194万円      1日
3  サンフランシスコ  193万円      1日
 
          堤 末果著 『ルポ最貧困アメリカ』 岩波新書