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国際交流体験談
ホームステイ豆知識 (3) -傘と梯子のタブー-
2009年10月23日

 西洋の迷信にもいろいろありますが、例えば「13」が不吉な数とされていることは比較的よく知られています。では傘についてはどうでしょう。英語圏の国々では室内で傘を広げることを非常に嫌います。濡れた傘を乾かすためでも家の中で広げることは決してありません。これをするとその家族に不幸が訪れると考えられているからです。もちろん完全な迷信ですが、日本人には馴染みがないのでうっかりすると忘れてしまいそうです。
 以前イギリスでホームステイをしていた時の話です。事前にこの迷信を教えてもらっていた私は、家の中では傘は広げてはいけない…と気を付けていたので、「家の中」では問題は起こしませんでした。が、ある日「折りたたみ傘を買おう」とデパートに行き、柄を見るために当然のようにその場で傘を開いてしまったのです。一緒にいたイギリス人の友だち3人が全員揃って「ぎゃ~」という感じですっ飛んで来ました。家に限らず建物の中つまり屋内は全てダメなんですね。
 周囲の冷たい視線にいたたまれなくなって何も買わずに店を出てきましたが、友だちに「じゃ傘を買う時は柄を確認しないで買うわけ?」と訊くと、「まあそういうことになるかしらねえ…」と私としてはどうも納得のいかない返事です。道理でイギリス人の持っている傘はセンスが悪いはずです。これは負け惜しみでしょうか。いずれにしろイギリス人は雨が降っていても傘をさすことはほとんどありませんが。
 西洋の迷信で日本では気にしないものに「立てかけてある梯子の下を通らない」というものもあります。皆さん、気を付けましょう。
(国際交流委員会)