●教員生活も長くなりつつありますが、新年度の最初の授業はいつもわくわくするものです。
先日、「経済学」の第1回目の授業を行いました。当日の受講者数は120名前後、昨年度が60名弱だったので、ほぼ倍増です。理由は不明ですが、就活を意識する学生が増えているためかもしれません。実際、「経済学」の履修年次は本来1、2年ですが、毎年3年生の受講者が最も多く、今年はさらにそうでした。逆に1年生はいつも少数で、今年度はなんと5名程度でした。
●教室を見渡したところ、昨年度この科目を履修してすでに好成績を修めた学生が、今年も前の方の席に座っていました。「もう一度聞きたいので出てもいいですか、試験ももう一度受けてみたいと思います」とのこと、もちろんOKです。とてもうれしい言葉をもらいました。
●さて、前期は3つの話題を取り上げます。①株式会社制度、②財政制度・政策、③金融制度・政策。
今の日本及び先進諸国は市場経済の社会です。この経済を担う中心的な存在は企業であり、特に株式会社です。そこで、まず株式会社制度の仕組みやそれを支える株式市場についてお話します。
次に、同じく今の先進諸国では、こうした市場経済に対して政府が景気対策などさまざまな介入を行っています。市場経済は政府の積極的介入によって成り立っている面が大変大きいと言えます。政府が経済過程に介入する代表的方法が、財政政策と金融政策です。そこで、②と③でこれらについてお話したいと思います。
受講生には、ぜひ一生懸命取り組んでほしいと思います。
(長谷部孝司)