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共通領域部からのお知らせ

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情報教育(1)-タイピング練習ページの導入
2010年04月22日

私は10年ほど前から大学の授業で情報関連科目、特にコンピュータ・リテラシーを教えています。当初は、「大学入学後に初めてコンピュータに触った」という学生も多くいまして、キーボードやマウス操作といった初歩的なことから教えていました。しかし、現在では、高校の授業で情報科目が必修であること、自宅にパソコンがあることなど環境が大きく変わり、コンピュータ未経験の学生はほとんどいなくなりました。そのような状況ですから、情報関連科目の授業内容は10年前とは全く異なるのか、といいますと、導入部分だけが少し変わっただけで、そう大きくは変化していません。

5年前から毎年、1年生の授業「情報入門」で「コンピュータ・リテラシーのアンケート」を実施しています。それによると、「インターネットによる検索」については「できる」と答える人の割合が毎年増加していて、今年は約9割となっています。しかし、ワープロソフトや表計算ソフトの利用、あるいはホームページ作成などに関しては、「できる」「できない」の割合がそれほど大きくは変化していないようです。また、授業で学習したいこと・授業に対する要望(自由記述)をみると、「タッチタイピングができるようになりたい」という学生が毎年数十人いるようです。つまり、ネットサーフィンは得意だけれど、タイピングや各種アプリケーションの使い方については大学でも勉強したい、と考えているようです。

タイピング練習用のホームページやソフトウェアは数多く存在しますが、そのほとんどは「入力したキーの正誤」をリアルタイムで判定したりタイピング速度を測定したりするものであり、日本語変換が正しくなされているか、誤字・脱字がないか、などの「より実用的なタイピング練習ソフト」についてはほとんど見かけません。

このような背景を踏まえ、今年度から自前の「タイピング練習のページ」(http://www.iwaseh.com/typing/login.html)を使って、授業「情報入門」「情報演習B」の中で数分間、タイピング練習をしてもらうようにしました。この練習ページは入力練習時間を「1分」から選択できるので、気が向いたときに自分のペースで練習できます。また、ワープロ検定(日本情報処理検定協会主催)の速度問題の合格基準に合わせた段・級レベルを表示するようになっていて、練習履歴も残せるので上達状況を把握することができます。もし興味がある人は、学籍番号、パスワードともに guest でログインして使ってみてください。

この「タイピング練習のページ」を作り始めたのは1ヶ月前なので、デザインは未熟、最低限の機能、十数問の練習問題しか用意していませんが、これから充実させていくのと同時に、前期の授業15回の中で学生のタイピングスキルがどのように変化していくのか、経過を見守っていきたいと思います。

(岩瀬弘和)