●図書館の便利な使い方の二番目は、「レファレンスコーナー」の活用です。
前回お話しした「参考図書(レファレンスブック)」を使って、読みたい本が、何という出版社から何年に出ているかなどの情報を入手したとします。あるいは、読みたい論文が、何という雑誌の何年何月号に掲載されているかがわかったとします。
しかし、その本や雑誌が、本学の図書館に必ずあるとは限りません。世の中には、星の数ほど多くの本と雑誌が出ていますから、本学の図書館に所蔵されていないこともあるはずです。
新本ならば、自ら本屋で購入するという手もあります。しかし、すでに絶版になっている本の場合は、もはや買い求めることもできず、図書館で借りるしかありません。このような場合には、何はさておき「レファレンスコーナー」にいって相談してみて下さい。うまい方法が見つかるはずです。
●方法(1)-「紹介状」を書いてもらう
読みたい本を所蔵している他大学等の図書館宛に、紹介状を書いてもらう。それを持って行けば、本学の学生であっても他大学の図書館を利用することができます。ただし、本を閲覧するまでです。貸し出しまでは無理です。
●方法(2)-他の図書館から本や論文を取り寄せる
読みたい本や論文を、他大学等の図書館から本学図書館へ取り寄せてもらうことができます。
取り寄せてもらった本は、本学図書館の中で読むことができます。図書館外へ持ち出すことはできません。コピーも禁止です。でも、とにかく読むことはできます。
論文の場合、その雑誌を所蔵する図書館に依頼すると、コピーを送ってもらうことができます。海外の図書館に依頼することもできます。ただし、実費はかかります。しかし、わざわざ交通費をかけて他大学等の図書館までいって(紹介状持参)、そこでコピーを取る手間暇と費用を考えれば、ずいぶん便利といえます。
●図書館は「レファレンスコーナー」を通して、日本中、世界中の図書館との間に広いネットワークを形づくっています。その便利な機能を、大いに活用してみて下さい。
(長谷部孝司)