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共通領域部からのお知らせ

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経済学を学ぼう(7)-日本の国民一人当たりGDPの世界順位
2010年07月22日

●日本は1968年に、GDP世界ランキングで西ドイツを抜いて第2位になりました。第2位と言えば、オリンピックでは銀メダルです。立派なものと言っていいでしょう。そしてこれ以後40年以上の間、この地位を守ってきました。
 しかし、今年どうやら中国に抜かれて、世界第三位になることがほぼ確実になってきました。銀メダルから銅メダルへと、一つ後退ということになりそうです。

●銅メダルならまだまだ立派なものと思っている方もいるかもしれません。しかし、視点を変えて「国民一人当たりGDP」の方を見ると、そんなに安心してもいられなくなります。こちらは21世紀に入って、急速に順位を落としているからです。


 


 

●かつては「失われた十年」と言われた日本経済、最近は「失われた二十年」になるのではとの懸念がますます強くなっています。日本経済の世界における競争力は、残念ながら低下傾向にあると言えます。これを立て直すためには、もやは新産業・企業を育成して、産業構造を転換させることが必要でしょう。

●実は、こうしたことは、前からわかっていることなのです。実際、金融ビッグバン、構造改革と、これを支援する試みはすでにいろいろなされています。それにもかかわらず、産業構造の高度化・転換は、なかなか進まないというのが現状です。
 わかっていてもなかなか変えられない。ここにこそ、日本経済の本当の課題があると言えるでしょう。

(長谷部孝司)