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お知らせ

お知らせ
共通領域部編のテキスト『キャリアデザイン講義資料集Ver.3』、『キャリアデザイン・ノート』が完成しました。
2008年04月12日

 共通領域部では、平成18年度から「キャリアデザイン」など、キャリア教育のための授業科目を順次スタートさせてきました。本学では、これら科目を総称して「トータル・キャリアデザイン・プログラム(TCP)」(PDF)と呼んでいます(詳しくは是非リーフレットをご覧下さい)。中でも、1年次前期・必修の「キャリアデザイン」という科目は、入学直後の皆さんに、将来の自分の生き方をデザインしながら、そのためには「大学4年間をどう過ごしたらよいのか」ということを、真剣に考える機会を提供する科目です。






 

 「豊かな社会」を迎えたことで、人々は「食べるために働く」必要性が大変少なくなりました。「働くこと」「活動すること」は、もはや生きるための「手段」ではなく、生きることの「楽しみ」や「喜び」など「目的」へと変わりつつあります。働くことに、お金や地位よりも、むしろ「やりがい」や「生き甲斐」を求める人たちが、増えてきています。「自分らしい生き方」を求める人々が、ますます増えてきているのです。
 しかし、他面で本当に自分に合った仕事や進路を見つけ出すことは、なかなか容易ではありません。そもそも、「自分は何がやりたいのだろうか」「自分には何ができるのだろうか」と真剣に悩む若者は、今たくさんいます。選択の自由が拡大したことで、逆に何を選んだらよいのかわからなくなってしまい、「自由の迷路」に落ち込む若者も決して珍しくありません。フリーターやニートといわれる若者が増えているのは、こうしたところにも原因があるといえるでしょう。
 そこで、こうした迷える若者たちに、自らの生き方を真剣に考える機会を提供し、「自分らしい生き方」を見つけ出すことをサポートしようというのが、この授業科目です。



 

 この授業科目の特徴と難しさは、「教師が既成の学問や勉強を教えるということではない」というところにあります。教師の中心的な役割は、あくまで皆さんに「考える場」「考える材料」「考えるヒント」を提供するというところにあります。「答えを創る」のは、結局は100%あなた自身だといっていいでしょう。これは、教師にとってはなかなか難しい授業科目となります。
 そこで、出雲准教授を中心に共通領域部所属の教員が、この難しい授業を効果的に展開するために、3年間かけて独自のテキストを作りました。これを導きの糸として、皆さんのために可能な限り有意な授業を展開したいと考えています。新入生の皆さんは、是非この機会に、「自分らしい生き方」を見つけ出すことに、真剣に取り組んでみてほしいと思います。(左の写真は編集責任者の出雲准教授)