第4期生 鈴木真由美さん
私は現在公立中学校で英語教員をしています。しかしもともと教員志望ではなく、大学入学当初は、「英語関係の仕事に就きたい」と思いながら英語を勉強していました。そして英語に触れられる仕事として、中学生を対象とした英会話塾での講師や、成田空港でのアルバイトなどを経験するうちに、「教員免許取得」という目標が見えてきました。それ以前は子どもと接することに漠然とした抵抗を感じていましたが、実際接してみると子どもの指導がとても楽しいと思うようになりました。そして教育実習への参加が最大の決め手となり、現在に至ります。
教員の仕事は毎日忙しく、学校と家の往復に加え、部活の顧問担当も必須です。中総体などの大会前は土日共に休みがないこともあります。正直、辛いこともありますが、生徒たちの学習進度、良い変化や成長が見られた時には、言葉にならない位嬉しくなります。それが「やり甲斐」なのかもしれません。さらに3年生の担任を持ち、生徒を卒業させることは、実に感動的なことです。卒業後も教え子が連絡してくれるととてもうれしく、卒業生との関係がずっと続くことを思うと教員になって本当によかったと感じます。
私の初任校は、山間部の僻地にあったため、グラススキーやそば打ちなど、僻地ならではの授業があり、私は教える立場でありながら生徒と一緒に多くを学びました。地域に根ざした文化を学べるのも「教師ならでは」だと思い、楽しんでいます。
大学生は時間の自由度があるので、様々なことを自から試し、経験することが大切だと思います。例えば、アルバイトはただお金を稼ぐためだけでなく、興味深い仕事をいろいろ試してみることで、自分の適正を知ることができると思います。留学も良い経験だと思います。今、東京成徳大学では、留学プログラムが充実していると聞いています。私は在学中、大学のプログラムではありませんでしたが、アルバイトでお金を貯めてカナダへ2ヶ月留学をしてきました。社会人になってからでも遅くはありませんが、長期の休暇を取ることは難しいと思います。教員の場合、都道府県によりますが、一度退職しない限り、1ヶ月以上の留学をすることはできません。私は昨夏、やっと担任学年や部活の顧問などの好条件が重なり、卒業してから約10年ぶりに夏休みを利用してカナダに行ってきましたが、3週間が限界でした。可能であれば、是非学生のうちに留学することをおすすめします。
自分の大学時代を振り返ってみて、最も印象に残っているのは卒業論文です。「一生に一度だから」と英語で書きました。しかし、たった一語の用法についてもかなり厳しくご指導を受けました。辞書等を引く地道な作業は、苦労しましたが、現在教師として指導する際、とても役に立っています。ご指導くださった先生方には心から感謝しています。
東京成徳大学の学生のみなさん、大学生活を楽しみながら、明るい未来へ向かっていくことを卒業生として願っています。