卒業生リポートアジア篇(2)―北京での仕事―
国際言語文化学科 卒業生
宮島綾子
私は今年3月に卒業し、現在は北京オリンピック会場の真正面の高級ホテル内にあります、「花伝美濃吉」という日本の京料理店で働いております。日本でも有名な、300年ほどの歴史のある美濃吉の海外進出第1号店であり、中国北京で日本の伝統ある懐石料理と、日本ならではのサービスとを提供しております。北京では最も高級な料理店と言われております。
お店にいらっしゃるお客様はほぼ中国の方々ですので、ほとんど全て中国語での対応になります。お料理の説明から、懐石料理とは何か、日本の伝統文化とは何か、全て中国語で説明しなければなりません。尚且つ、美濃吉にいらっしゃるお客様の大半は北京でも名の知られた偉い方々なので、私たちの使う中国語も丁寧で上品な言葉づかいが重要となります。
私は今の北京の生活に何も不自由を感じることなく、楽しく生活しています。それも1年間、中国大連に留学していた経験があるからこそだと思っています。留学時は不自由なことばかりで大変な思いもしましたが、今思えば、初めて一人海外で暮らすということに慣れず、文化の違いに戸惑いを感じていたのだと思います。今は中国という国を理解し、日本人とはまったく違う中国人のお客様に毎日戸惑うことなく、日本の文化を楽しんでもらっています。
語学を学ぶにも、文化を理解するのにも、やはりその国に行って生活しなければ解り得ません。何をするにも経験が重要です。私は留学へ行って自分の将来を見つけました。語学の勉強をしている学生には、学生の内に是非留学を、お勧めします。