前期がおわり夏休みにはいろうとしています。この4月に発足した観光文化学科の4箇月、じっさいにおこなわれた授業から一部を紹介しましょう。
「観光文化基礎」は1年次の必修科目、入学してはじめに学ぶ観光文化の基礎です。学科長である秋山秀一(あきやま しゅういち)教授が担当ですが、主任と1年生担任が補佐し、ときには教員が三人というぜいたくな授業です。
しかもおりおり2年次以降に受けることになる科目の教員が、それぞれの科目についてテーマをもちより話題を提供する「予告編」もあります。たとえば、福山裕宣(ふくやま ひろのぶ)准教授の「観光地の現状:課題と取り組み -伊賀市の場合-」(6月17日)。忍者の里、三重県伊賀のケーススタディで、その土地で通用する「地域通貨」という「お金」のようなものが「土符」。忍者の末裔かもしれない福山先生が故郷の話をされると独得のふんいきをかもします。
秋山先生の「旅行番組のつくりかた」実践教室では(7月15日)、毎月第一金曜日に自身が生出演している NHKラジオ第1「金曜旅倶楽部」の「旅に出ようよ」が素材になります。学生たちも、自分で番組をつくるつもりになり、取材地えらびから、現地への行きかた、取材の方法、番組の構成にいたるまで考えます。思いついたプランは、秋山先生が NHK で使用しているホンモノの企画シートのコピーに記入してゆきます。
上の写真は、2009年10月2日放送の静岡県下田市「ガス灯のまちを歩く」から、伊豆半島のペリー来航のみなと下田港を高台から望む(秋山秀一撮影)。もちろんラジオでは見えません。NHK のウェブサイトに掲載しています。
どんなふうに放送番組がつくられるか、参考のために配られた雑誌記事「金曜旅倶楽部「旅に出ようよ」で歩いた道」をのぞいてみましょう。『道路建設』2009年11月号20-21ページです(PDF 805KB)。なお、刊行の時点で秋山教授の所属が東京成徳短期大学になっていることをおことわりします。
(大井 剛)