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福祉心理学科からのお知らせ

福祉心理学科からのお知らせ
社会福祉実習体験記(5)
― 病院 ―
2010年03月24日

福祉心理学科 3年 佐藤 希


 

 病院で、10月に4週間の実習をしました。
 生活保護を受けていたご夫婦の患者のケースが、強く心に残っています。
 夫は末期がんで入院、妻は人工透析のため通院していました。夫の病状が次第に悪化していよいよというとき、妻も入院して最期を看取りました。夫が亡くなった後、遺族が悲しみにしずむなかで、葬式の準備が始まりました。2~3日後に一段落し、妻が自宅に戻りました。
 
 この間ずっと、いろいろな場面に立ち合いました。妻が遺骨とともに自宅に帰るときは、付き添っていきました。

 病院なので亡くなる方がいるのは当然なのですが、身近に体験がなかったので、遺体と対面したり、遺族の悲しむ様子を目の当たりに見ていたりするのはつらかったです。しかも、そういう状況の中で、医療ソーシャルワーカーとしての業務を一つひとつ行っていかなければなりません。私にできるかなぁという迷いが生まれてしまいました。

 一方、相談に来た方が、必要な支援を利用できるようになったときや、そのことで感謝されるのはうれしかったし、とてもやりがいを感じました。

 病院実習にいく人は、病気について、また医療制度や介護保険制度について、利用者の立場でひととおり理解してから行ったほうが良いと思います。(福祉心理学科)