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福祉心理学科からのお知らせ

福祉心理学科からのお知らせ
社会福祉実習体験記(7)
― 福祉事務所 -
2010年04月21日

福祉心理学科 
西原 修平


 

 私は、市の福祉事務所で、8月から9月にかけて4週間実習をしました。各課に2~3日から1週間ずつ配属され、福祉事務所全体を総合的に学ぶことができました。

 生活支援課では被保護者の自宅に同行訪問させていただく機会が多かったのですが、生活困難者という言葉からイメージしていた利用者像とはまったく異なる方もいて、実にさまざまだと思いました。

 地域包括支援センターでは、気管切開してカニューレを装着した、声の出せない方が入浴の相談に来ていました。その方の相談は、気管切開口が濡れないように入浴する必要があるため、適切な入浴サービスがあれば利用したいという内容でした。そのときの社会福祉士の対応が印象に残っています。
 社会福祉士は、最初に自宅の風呂場でヘルパー介助による入浴を提案しましたが、その方は風呂場が狭いのでと応えました。次に施設に通所して入浴サービスの利用を提案しましたが、声が出せずコミュニケーションがとりにくいのでと難色を示しました。そうしたら、洗髪だけ美容院でお願いし、身体は自宅のお風呂でひとり入浴するのはどうでしょうと提案しました。その視野の広さ、発想の柔軟さに感心しました。

 実習した1ヶ月間、社会人としての体験ができてよかったと思っています。現場で、福祉サービスの利用者と接し、職員から現場の話をうかがうことができ、大学での授業だけでは学べないことを学ぶことができました。福祉を考える視野が広がったと思います。また、実習によって、卒業後に就職したい福祉分野を明確にすることができました。

 これから実習する人は、まず、遅刻しないことです。一緒に実習した他大学の実習生が遅刻し、そのときの現場の反応を見て、痛切に思いました。
 実習ノートは、自分だけが理解している書き方はダメです。福祉を知らない誰が読んでもわかるように、ていねいに書くことが大切です。
最後に、あいさつはしっかり、声は大きくしましょう。人の後ろを通るときは「失礼します」と、必ず声をかけましょう。(福祉心理学科)