リレーは,福田高広さんから岩渕真知子さんに続きます。
岩渕真知子さんは、現在、企業の事務職員としてご活躍されています。
こんにちは。
卒業してからすでに6年もの月日が流れてしまいました。
私は現在、地方の小さな中小企業の事務をやっています。事務員が3人しかいない小さな会社で働いています。この“卒業生リレー”では、自分の歩んできた道を振り返りながら、今の想いを少しだけお伝えできたらと思います。
卒業当初は、社会福祉士の資格を活かして、相談援助の仕事をバリバリと頑張っていた私ですが、結婚し子どもが産まれたことで生活が一変し、現在にいたっています。
仕事で相談業務をしていくことよりも、現在は子どもの成長や家族、自分の生活に重きを置いて、周りの景色をゆっくりと感じながら、今の生活を大切にしていきたいと思うようになりました。やっぱり相談援助業務がしたい!と、出産後もほんの少しだけ思った時期もありましたが、生活をしていくうちに考え方が変わってきました。
きっかけは社会福祉士仲間のママでした。同時期に出産し、出産後仕事を辞め、核家族世帯のママが、地域で孤立している現状を少しでも改善しようと、母乳育児サークルを立ち上げました。立ち上げたというと大げさですが、行動しているうちに形になってしまったのです。地域のママたちの拠り所を作っていきたいのだと。その時に、それまで仕事や資格という枠にとらわれていたことに気づきました。
私は、事務職ですが総務一般として雇用保険や社会保険、労務関係、産業医との調整や会社の人からの様々な相談に応じています。そこでは社会福祉士の肩書は求められませんが、大学の一つひとつの講義で学んできた事が、先生たちと会話した内容が、とても役に立っています。資格を取る過程で学んだ事を活かして、今の生活の中で役立てています。
福祉心理学科で学べることは、特別な人が生活をしていくことで生じる問題ではなく、すべての人が生活していくうえで必然的に生じる問題や悩みを、解決する糸口というかプロセスの知識です。
将来、どんな仕事に就こうかなと悩んでいる人も多いかと思いますが、この学科で、自分が生きていくうえで大切なことを学べると思います。
自分のために、今の大学生活の一コマ一コマを大切にしてもらえればと思います。(福祉心理学科)