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福祉心理学科からのお知らせ

福祉心理学科からのお知らせ
卒業生リレー その(45)
~どんなささいなことでも,まずはチャレンジしてみよう~
2010年06月11日

リレーは生澤由佳さんから加藤秀美さんに続きます。
加藤秀美さんは、現在、精神障害者の地域活動支援センターで指導員としてご活躍されています。

みなさん、こんにちは。
私は現在、精神障害者の地域活動支援センターで働いています。

仕事を始めて3年目になりました。しかし未だに勉強の足らない事ばかりで、学生の時にもっとあれもこれもやっておけば良かったと思う毎日です。
実際に働いてみて気づいたことは、机上の学びだけでは学びきれないということです。学生時代は習った事をただなんとなく覚えていただけですが、仕事をしていく中で「先生の言っていた事はこういう事だったのか」と改めて気づくことが多くありました。

たとえばSST(生活技能訓練)。学生の頃は教科書を読みながら記号のようにこの言葉を覚えました。しかし実際の現場ではSSTプログラムが組まれていることがなくても、日常的に作業の中で訓練が行われています。
たしかに知識は大事です。でもその知識を実際に活かせる術を学べるのは現場だけだと思います。

私は学生の時、先生の紹介で、小規模作業所でボランティアをさせていただいていました。時には辛い事や、投げ出してしまいたくなる事もありました。しかしその時に学んだことは、今の仕事でも役立つ貴重な財産です。
またこうして精神保健福祉士の資格を持って働こうと決意したのも、ボランティアや実習先で当事者とのふれあいがあったからです。私にとってボランティ先のメンバーさんの笑顔が何より勉強の支えになりました。
こんな風に、自分自身やっている時には気づかなくても、あの時の経験がこんなところで役に立つなんて・・・と後々気づいた事がたくさんありました。学生時代に無駄な経験など1つも無かったように思います。

学生のみなさんには、自分の興味のある物や気になっている事、ほんの些細な事でも、まずはチャレンジしてもらいたいです。
それが今後どんな風に活かされるかはわかりません。しかしそれがどんなに意味の無いことに思えても決して無駄な事ではありません。
学生のうちにいろいろな経験を積んで、これからの勉強に活かしてください。(福祉心理学科)