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お知らせ

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共通科目「キャリアデザイン第2回 特別講義(講演会)」を行いました。
-阿部一佳先生「無くてはならぬ唯一つのもの」-
2008年06月13日

 6月12日(16:20~17:50)、本学大講義室において、阿部一佳先生(尚美学園大学教授、筑波大学名誉教授)をお招きして、キャリアデザイン第2回特別講義(講演会)を開催しました。阿部先生はバドミントンの日本チャンピオンを何名も育て上げられたご実績のある超・名指導者です。お忙しい中、本学学生のために「無くてはならぬ唯一つのもの―自己形成の現象学とも呼ばれる‘自分探し’の旅―」というテーマでご講演してくださいました。
 自分探しという言葉を、我々はよく耳にします。本学の学生のみならず、世間には自分のやりたいことが見つからず、フリーターなどをしながら自分探しをしている若者が大勢います。しかし、自分探しの本質やそのプロセスを知らずにただ漂っているだけで、本来あるべき自分の姿に辿り着けるでしょうか。本学でキャリアデザインを担当する教員も、どうすれば学生たちが「自分探し」できるのか、日々苦慮しているところであります。
 阿部先生のご講演から、「本来の自分のあるべき姿」と「今の自分の姿」の乖離(かいり)が「欠けているもの」あるいは「失ったもの」であり、その大切なものを見つけ出すプロセスが「自分探しの旅」であると教えていただきました。そして、先生ご自身のバドミントン指導者としてのあるべき姿を見出された歩みを「廓庵十牛図(かくあんじゅうぎゅうず)」の牛を探す10枚の絵に当てはめながら、それぞれの絵の解釈とともに、学生に分かりやすくお話くださいました。多くの学生が、自分探しの手がかりを掴むことができたことと思います。
 講演後の質問タイムでは、教員1名と女子学生2名から手が挙がり、それぞれに対して非常に丁寧にご回答くださいました。その上、学生の質問の仕方が国際学会での質問マナーにも通じるものであったとして、また、学生の指摘が「十牛図」の新しい解釈であったとして、先生からお褒めの言葉も頂戴しました。今回の阿部先生のお話は、学生がキャリアデザインする際に、大いなる刺激とヒントを与えてくださったと確信しています。
 最後に、急なご依頼にもかかわらず今回の特別講師をお引き受けくださり、貴重なお話をしてくださった阿部先生に、この場をお借りして感謝申し上げます。