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お知らせ

お知らせ
共通科目「基礎演習」で論文発表会を行いました(1)
2008年07月09日


 

「基礎演習」は本学の導入教育の柱となる授業科目です。この科目のねらいは、ずばり以下の2点を学ぶことです。
1.大学で学ぶための心構え
2.そのために必要となるスタディスキル
そのために、具体的には以下の内容を学んでいきます。
(1)大学で学ぶとは
(2)レジュメのつくり方
(3)文献の読み方
(4)ノートの取り方
(5)文献の探し方・調べ方
(6)論文の書き方
(7)論文の表現方法
これらを学んだ後でその成果を実際に試すために、一人ひとりがテーマを決め、小論文を書き、最後に全員で発表会を行います。



本日は、第1回目の論文発表会となりました。臨床心理学科の3人の学生が発表を行いました。


 


 

■中国の環境問題
(1)中国の環境問題の背景
(2)中国政府の対応
(3)越境汚染について
(4)今後どうなるか


 


 

■燃え尽き症候群とは
(1)燃え尽き症候群とは
(2)どんな人が燃え尽き症候群になりやすいか
(3)燃え尽き症候群にならないためにはどうすればよいか
(4)結 論


 


 

■地球温暖化問題について
はじめに
(1)世界各地の異常気象について
・平均海面水位
・氷 河
・異常高温
(2)地球温暖化はどうなるのか
・温暖化のメカニズム
・CO2濃度と排出量
・地球シュミレーター
(3)地球温暖化がこのまま進むとどうなるのか
・空気中のCO2濃度
・気温上昇による影響
(4)温暖化防止について
・長期目標の必要性
・今後に向けての課題1
・今後に向けての課題2
 
終わりに

 学生たちは合計4週間かけて、テーマを決め、資料を集め、目次構成を考えて論文を書き上げました。さらに論文完成後には、発表会に向けて発表用のレジュメを作成しました。
 準備万端で臨みましたが、いざ発表となると三人は大変緊張したようです。多くの新入生は、中学、高校時代を通じてこうした経験をしたことはなく、三人もこのように人前で発表する経験は、今回が生まれて初めてだったようです。
 発表後には、クラスの学生たちから質問、コメント、感想が述べられました。質問に対して結構がんばって答えている学生もいましたが、あっさり「そこは調べてありません」といってしまうケースもありました。他方、質問する学生の方も、何を質問したらよいのか、これを考えるのがなかなか難しく、必死で考えている様子でした。発表する側にも質問する側にも、新入生らしく、まことに新鮮な緊張感が漂っていました。

 発表終了後、三人の発表者に感想を聞いてみました。三人の答えは奇しくも、否、予想通り、まったく同じものでした。
 「こんな苦しいことは、できればもう二度とやりたくありません。」

 これを聞いて、私もずいぶん昔のことを思い出しました。大学院の2年目だった頃、初めて論文をまとめてみましたが、なかなかうまくまとめることができず、ついつい心の中でつぶやいたことを。 
「こんな苦しい作業を一生続けなければならないのなら、研究者なんか目指すんじゃなかったな。」

 学生諸君、どうぞ今のうちにたくさん苦しんでください。苦しみ続けるその先に、少しずつですが、道はおのずと開けていくことでしょう。
(共通領域部 長谷部孝司)