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授業の紹介:福祉心理学(担当:別府さおり 准教授)


現代社会のさまざまな社会福祉的問題に対し、心理学を生かした対象者理解や支援が重視されてきています。福祉心理学は、公認心理師の指定科目になっています。

授業では、福祉分野の理念や制度などについての講義を通して、基礎的な理解を目指します。また、児童、家庭、高齢者、障害者の各福祉分野、さらに高学歴社会や企業社会等における心理社会的課題と必要な支援について、教科書の事例を通して受講生自身が考えることを重視しています。

この授業はオンデマンド科目のため、受講生同士が直接、意見交換をする場がありません。そこで、受講生の解答や感想、質問を次の回の授業で幅広く紹介し、さまざまな意見や考えを知ることができるように工夫しています。

以下に、受講生からの感想を紹介します。

障害者差別を取り上げた回の感想
  • 障害や人種による差別について考えても、考えきれないほどとても深い問題だと感じています。なので、今回の優生思想についての話題はとても興味深かったです。今後はより色々なことを調べて、考えていきたいと思います。

『モリー先生との火曜日』を読んだ回の感想
  • タイムリミットがあと一日なのに、いつも通りに過ごすと答えることに疑問を感じましたが、この本を読み終わって考えてみたら、当たり前に過ごす今に悔いがあるならば、今から変えて、最後の日には、この当たり前でいたいと思いました。コロナで無駄にしたと思わないで、コロナがあったからこそ経験できたことや、今後同じようなことがあったときに柔軟に対応できる力が付いたと思えば、充実していると思えます。この時期にこの本を読めてよかったです。

授業全体の感想
  • これまであまり福祉を身近に感じることがなかったのですが、この授業を通して福祉の幅広さや様々な分野や場面においても実は福祉が関係していることが多くあるということを学びました。私は将来、カウンセラーとして教育の現場で仕事をしたいと思っていましたが、福祉の分野にも少し興味が湧きました。

(臨床心理学科 別府さおり)
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