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ダンス部が「第42回全国創作舞踊研究発表会」に参加しました


2022年12月28日
12月17日(土)、青葉の森公園芸術文化ホールで開催された日本教育大学協会全国保健体育・保健研究部門 舞踊研究会主催「第42回全国創作舞踊研究発表会[千葉大会]」に、ダンス部の学生が参加しました。

一日目のダンス作品発表会には、ダンス部の8名と幼児教育科から身体表現・ダンスゼミ2年生2名が、それぞれオリジナルの創作舞踊作品を披露しました。二日目の学生交流会とダンスワークショップには、ダンス部が参加しました。

●12月17日(土) ダンス作品発表会、ダンスワークショップ / 青葉の森公園 芸術文化ホール
●12月18日(日) 学生交流会、会員研究発表会、ダンスワークショップ / 千葉大学 西千葉キャンパス

ダンス部顧問 羽岡佳子准教授(子ども学部)

本大会にダンス部が参加するのは、今年で3年目になります。この大会は私が学生時代にも参加をしていた、歴史ある大会です。舞踊教育に主眼を置き、毎年二日間に分けて、授業作品・クラブ作品の発表と、教員研究発表、複数のダンス関連ワークショップ、学生交流会などが全国各地の教員養成系大学で行われますが、今年は3年ぶりに全てのプログラムの対面実施が叶いました。

ダンス作品発表会がある一方で、主管大学の学生が中心となり、他の出演大学と交流する時間も設けていただいています。ダンス作品発表を鑑賞して互いに感想を送り合うことができること、毎年違う地域に足を運び、交流会やワークショップで他大学の学生と関わりを持つことができるのも、楽しみの一つです。そして、同じ大学生が運営側として積極的に動いている姿を見たり、作品を鑑賞したりすることは、大きな刺激になります。

作品について

●作品タイトル
 一匹(ひとたぐう)私(わたし)

●プログラム掲載解説
 ―私は感化される。豊かな大地に、あふれる生命力に!そして喜びがほとばしる―

今回の作品は今までに選んだことのないテーマとなり、学生たちも新鮮な気持ちで作品創作に臨みました。4分半未満の短い作品ではありますが、「“私”の孤独と生きる喜び」を表現する過程や「獣たちの野性味溢れる軽やかで元気で力強い様子」を盛り込んでいる、内容の濃い作品です。なおかつ、常に動き回る場面が多く、非常に体力を必要とする作品となりました。しかし、本番が終わってから「楽しかった」という感想を多くの部員が話しており、新しい雰囲気の作品に挑戦した満足感が伝わってきました。

夏に参加した神戸のコンクールを終えた後、学生たちの「創る」力が上がったことを、この数カ月、特に感じました。学生たちの前向きな思いや、アドバイス・指導を素直に受ける心構えが、より成長に結びついていることを実感しています。

舞台に立ち照明を浴びて踊り、他大学の作品を観て交流し、プロのダンサーのワークショップで学ぶという、充実した二日間を過ごすことができたのも、運営やスタッフの皆様、千葉大学の教員・学生の皆様のおかげです。感謝の気持ちを忘れず、来年も参加できることを楽しみにしたいと思います。

参加学生の声

今回披露した作品は、昨年とは雰囲気をガラリと変えて、生命力溢れる獣の世界から現代に通ずるもの…を表現しました。また、初めて作品中に小道具を使用し、私たち自身も新鮮で楽しい作品となりました。ダンス発表の他にも、ワークショップや学生交流会が行われ、他大学の学生と、ダンスの楽しさを分かち合いました。多くの方々のご協力があって、舞台に立てたこと、さらに交流できたことは大変嬉しいものとなりました。大会が終わり、3年生は引退となります。ここからは2年生へバトンタッチし、また新たな色のダンス部で走り出してほしいと思います。
(ダンス部部長/健康・スポーツ心理学科 3年 諸橋歩花)

今回の出演メンバー。キーパーソンの女性役はワンピース、その他は一人一人違う獣をイメージした衣装を着ています。
卒業を控えた4年生はもちろん、代表学年の3年生も形式上引退する舞台ということで、感慨深く大会を終えました。

幼児教育科とダンス部の出演学生。応援部員と教員も一緒に。千葉市での開催だったため、応援に来てもらうことができました。鑑賞していただいた方、ありがとうございました!

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