グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ

健康・スポーツ心理学科教員が語る「その『なぜ?』を、心理学で考えてみよう」


2026年9月28日
佐々木 丈予准教授

「どうして私は、あの場面であんなに緊張したんだろう」
「同じことを経験しても、平気な人と落ち込む人がいるのはなぜだろう」
「頑張ろうと思っているのに、なぜやる気が出ないことがあるんだろう」
「練習ではできるのに、本番になるとうまくできないのはなぜだろう」

私たちの身の回りには、人の心や行動についての「なぜ?」がたくさんあります。

高校までの勉強では、こうした疑問に対する「答え」を知ることが多かったかもしれません。でも大学では、もう一歩踏み込んで、「そもそも、なぜそうなるのだろう?」「本当にそうなのだろうか?」と考えていきます。心理学は、目には見えない人の心や、そこから生まれる行動について、さまざまな方法を使って確かめながら考えていく学問です。

私が専門としているスポーツ心理学も、その一つです。たとえば私は、プレッシャーがかかったときに人の動きがどのように変化するのか、競技者が大切な場面で実力を発揮するためにはどのような心理的準備が必要なのか、といったことを研究してきました。

スポーツでは、人の心の動きがとてもよく表れます。緊張する。失敗を恐れる。努力する。諦めそうになる。誰かと競争する。仲間と協力する。そして、ときには自分でも驚くような力を発揮する。こうした出来事を心理学の視点から眺めてみると、それまで何となく経験していたことにも、たくさんの「なぜ?」が隠れていることに気づきます。

そして、心理学を学ぶ面白さは、スポーツについて詳しくなることだけではありません。そこで学んだ考え方を使って、日常生活や勉強、人間関係、仕事など、人が生きるさまざまな場面について考えることができます。それまで「当たり前」だと思っていた人の心や行動が、少し違って見えてくる。それも心理学を学ぶ魅力の一つだと思います。

ですから、健康・スポーツ心理学科で学ぶために、今の時点で将来の職業が決まっている必要はありません。スポーツが得意である必要もありません。

それよりも、「これって、なんでだろう?」「本当にそうなのかな?」と、身近な出来事をそのまま通り過ぎずに考えてみることのできる人に、ぜひ学んでほしいと思っています。

大学は、誰かが用意した正解を覚えるだけの場所ではありません。自分なりの問いを持ち、調べ、考え、それまで当たり前だと思っていたものを違う角度から見られるようになる場所でもあります。

人の心や行動に興味がある人。そして、身の回りの出来事に「なぜ?」と思える人。
その「なぜ?」を、大学で一緒に考えてみませんか。
  1. ホーム
  2.  >  健康・スポーツ心理学科からのお知らせ
  3.  >  健康・スポーツ心理学科教員が語る「その『なぜ?』を、心理学で考えてみよう」
資料請求・デジタルパンフ