卒業生インタビュー
GRADUATE 01
「小さくても1人の人間として接する」をモットーに
乳児院の心理対応職員として、子どもたちが生活する現場で一緒に遊んだり関わったりしながら、成長発達を見守っています。元々はどんな職種で働こうか具体的には決まっていませんでしたが、精神保健福祉士と社会福祉士の取得のため大学3年生の時に行った児童養護施設での実習がきっかけで、より一層資格取得に意欲が湧き、無事に両資格を取得できました。そんな経験を通して、当時の実習を振り返り「もっとできることがあったのではないか」と考えるようになり、現在の仕事を選びました。心理対応職員は対人職で、年齢的に言葉でのコミュニケーションが難しい子どもたちが相手なので、気持ちを伝えることがとても難しいです。それでも少しずつできることが増えていく子どもたちの小さな成長を身近で感じられることが嬉しくて、子どもたちの笑顔に囲まれながら毎日楽しく過ごしています。
社会福祉法人鳳雄会 乳児院エンジェルホーム 和田 芙裕美さん
高等学校卒業程度認定試験合格 応用心理学部 福祉心理学科 2014 年卒業
穏やかで優しいながらも客観的な視点を持てる人材です
当院で心理対応職員として働いている彼女はとても穏やかで優しく、子どもたちに真摯に向き合ってくれています。施設で暮らす子どもたちの心の発達の把握や、ケアを中心とする役割ですが、まだ1年目ですので日常生活支援からスタートしています。その中でも子どもの行動に対し、「なぜだろう」と疑問を持って観察する視点を持ち、客観的に観察・分析できることは彼女の大きな強みです。今後は、専門性の発揮と、それにより仕事の幅を自ら広げ、より子供たちの心に寄り添った支援ができるよう期待しています。
社会福祉法人鳳雄会 乳児院エンジェルホーム(11 年目) 柳原 美緒さん
GRADUATE 02
より良いご提案をするためにお客様目線での営業に努めています
サービス付高齢者向け住宅にて、介護の仕事をしています。もともと高齢者虐待に関心があったので本学に入り、就職にあたっては初心に戻ろうという思いから介護の業界を選びました。大学では、社会福祉士の資格取得にあたり、高齢者に身近な疾病の種類やその特徴、高齢者を取りまく環境や社会資源について学びました。また心理学の講義を多く受講していた為、相談業務を行う上での基礎知識( 傾聴・共感など)が身についたように思います。
この職業に就き、人の人生の一番最期に関わることができること、こちらの働きかけ次第で、その人の人生で最期の夢を叶えてさしあげることに大きなやりがいを感じています。人の大切な人生に関わる重要な職務として、毎日心を新たにしながら業務にあたるよう心がけています。
株式会社やさしい手 センチュリーテラス新柏 大森 早綾さん
千葉県 県立成田国際高等学校出身 応用心理学部 福祉心理学科 2013 年卒業
リーダーとして会社を支える存在に
現場で仕事をしている中、忙しい時や辛い時でも、お客様に対しては常に笑顔で誠実に対応をしております。また、スタッフや登録ホームヘルパーに対しても気遣いの言葉や気持ちを持っているため、信頼されているスタッフのひとりです。特に優れていることはコミュニケーション能力です。
臨機応変に対応できる能力があり、お客様との信頼関係が結べていると思います。今後はリーダーとして、広い視野を持ち、会社に貢献する働きをして欲しいと願っています。
株式会社やさしい手 センチュリーテラス新柏(8 年目) 塩野目 久央さん