日本の伝統文化の華は、なんといっても「着物」。そして、あこがれの「十二単」。日本伝統文化学科では、一年間をかけて、着物の着付け、そして平安装束の着装をじっくりと実習できます。ふつう、男性の着物と女性の着物は、教える際に区別されるものですが、この授業では、男子も、女性の着物の着付けを学びますし、女子も凛々しい貴公子の装束をまといます。こうすることで、日本の「着物」の構造や、帯や紐の結び方の特徴などをよく把握することができるのです。この授業はまた、八千代市立郷土博物館で行われる、市民対象の「装束体験講座」と連動しており、学生が一年間の研鑽の成果を実際に発揮して、市民の皆さんに着付けるという活動が行われています。 この授業を契機として、呉服店に就職した人や、さらなるステップアップを目指して、 勉強を続けている人もいます。みなさんも、ぜひ受講してみてください。
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