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99. アメリカ・グリーンリバーカレッジ留学(N.Y.さんより)


留学期間:2022年9月~2023年8月(予定)

バスでの出来事

バスで車いすの人を手伝っている乗客

今学期は新年最初の月ということもあり、さまざまなことを改めて考える月になりました。日本を出て、異国の地で生活していると、いろいろな違いに気が付きます。例えば、バスで車いすの人が乗ってくるとわかった瞬間、一人の乗客がすぐに立ち上がり当たり前のように手伝っていました。「手伝うの何回目!?」と思うほど手馴れており、きっとどこでもこういう行動ができているのだろうなと感心しました。

日本人はおそらく手伝おうという意思はあるのですが、周りの視線を気にして、すぐに行動できなくなっているのだと思います。人の気持ちを考える文化は、いざという時に必要以上に周りのことを考えさせてしまいます。

その乗客は、手を貸したときに、それが当たり前のように、助けた後も感謝も別に求めていないような表情でした。そういったところが素敵だなと思いました。助けたら見返りを求めたくなると思います。確かにありがとうの一言は大切ですが、もしそれすらもなかったとしても彼らは助けると思います。助けたという事実に執着しないことが凄くかっこいいなと思いました。

私はこれから、もうしてあげたことは忘れて、されたことは一生覚えていよう、そういう気持ちで生活していこうと思います。

授業

冬学期に入り、クラスが変わりました。今学期のクラスメートは前学期とほとんど変わりがなく、ひとり新入生が入ってくるだけでした。もっと違う人と会話もしてみたいと思いましたが、授業の内容も前学期一緒だった人も、全体的に英語のレベルが上がっていたので安心しました。新入生は韓国人で、仲良くなるために最近積極的に話しかけています。韓国語も教えてくれます。

英語のスピーキングの面では、間違えてもいいから何でも発言することが以前より大切だと思うようになりました。聞かないとどんどんわからないまま先に進んでしまうし、「そんなこともわからないの」なんて思う人はそんなにいないと思います。それを再認識したので、授業中は積極的に発言できています。そのおかげか、ホストファミリーやジムで会ったほかの国の方と話すときに、間違いを気にせずに話せるようになりました。間違えていたとしても嫌われることはないし、むしろ誤りを直してくれます。さらに、授業で学んだ文法や単語を数分後には実践できるので、これが留学の良さだと改めて感じました。

生活(エクササイズ、ルームメイトとの別れ)

授業が終わり、お昼を食べた後はだいぶ時間があるので、ジムに行くようにしています。ここまで生活してみて、留学ではそういった自由時間をどう過ごすかが大切だと思いました。

前学期から学校のジムには行っていたのですが、今学期はプラスでバドミントンに行くようになりました。そこでアメリカ人と話す機会があり、一緒にバドミントンしました。ジムにはいろいろな国の人が来るので、もっと話していこうと思いました。最近話した人は一時間以上会話をしてくれました。簡単な言い回しなどしてくれてすごく助かりました。話のなかにはわからない単語や聞き取れないことも多かったので、もっと頑張って使える英語を増やしていきたいと思います。

私のルームメイトがこの学期が終わったら日本に帰ってしまいます。その日がだんだん近づいてきて日々困惑しています。正直数か月でここまで仲良くなるとは思っていなかったので、こういった留学での出会いは大切にしていこうと思いました。

来月は、私の誕生日でホストファミリーがお祝いしてくれると言っていたので楽しみです。残りの留学期間、もっといろいろなことに気づいていこうと思います。
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