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69. カナダ・トンプソンリバーズ大学留学(F.K.さんより)


留学期間:2021年9月~2022年6月
カナダに留学中のF.K.さんから届いた留学報告を紹介したいと思います。宗教の違いに由来するベジタリアン用フードが充実していて、それを前提とした会話がごくごく自然に交わされるカナダの多文化社会についての気づきを報告してくれました。

こちらでは冬学期が終わり、約300人の新たな留学生がTRUにやって来ました。私は、LEAPという大学のグループが主催して4月に行われた新入生歓迎会に、LEAPのスタッフとして参加しました。Grammarの授業の先生だったNorah先生がこのイベントの話をしてくださり、新しい人々に出会う良い機会になり、自分の英語力を実践する良い場所だと思い、参加することにしました。彼らは、様々な国から来ており、日本から来た留学生もいました。私は、最近、英語力にあまり自信が持てずにいたので、とても緊張していたのですが、うまくコミュニケーションをとることができて、自信を取り戻すことができました。スタッフとして、この会に参加できて、とても良かったと思います。 カナダに来て、日本とは異なる点をたくさん見つけてきました。その中でも、日本ではあまり一般的ではないことを紹介したいと思います。それは、宗教的な理由のベジタリアンがいる、ということです。
カナダに来て、レストランやファストフード店などで、ベジタリアン用のメニューが必ずと言っていいほどあるということは、カナダに来てすぐに気づいていました。先日のLEAPのイベントに参加した際、そのことを実感する体験をすることができました。
イベントではハンバーガーを提供する仕事をしていて、ベジタリアン用のハンバーグが売り切れてしまいました。その際、「Beefしかないのですが...」と言うと、みんなすぐに内容を理解して、「私は、Beef食べられるから大丈夫だよ!」や、「私はヒンドゥーだから、食べられない」と伝えてくれました。一見、普通の会話の流れだと思いますが、日本で、Beefしかない、と伝えられた時、自分なら何のことか決して理解できないのではないかと感じました。なぜなら、日本には、宗教的な問題で食事を制限される人は多くいないからです。また、日本のレストランやファストフード店にベジタリアン用のメニューはあまり見たことがありません。そのため、日本には宗教に由来するベジタリアンの文化があまり浸透していないのだと思います。このことを、私はカナダに来て学ぶことができました。多国籍なカナダでは、もちろん、ヒンドゥー教やイスラム教に属している人々がたくさんいます。そのため、人々はすぐに理解をしていました。これは、とても興味深い、文化の違いを実感する気づきになったと思います。(F.K.)
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