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54. 韓国・漢陽大学留学(M.N.さんより)


留学期間:2021年9月~2022年8月中旬
私は渡航前、海外で長期間生活すること自体が初めてだったため、不安と期待が混ざり不思議な気分だった。実際に生活してみると、新しい発見と経験が沢山あったため、不安がなくなり、これからの生活がさらに楽しみになった。約2か月に経験し、特に学んだことが多かった出来事を報告したいと思う。
最も良い経験だったと感じることは景福宮を見学し、文化体験をしたことである。私は韓国旅行をしたことはあるが、景福宮に訪れたことはなかった。留学前の授業内でも学んだとおり、景福宮は歴史が残る建造物で、韓国に渡航したら必ず行きたいと思っていた。見学する際には、韓国の民族衣装である韓服を着た。写真でしか見たことのない韓服を着た時、実際にこの服を着て生活していたのかと感慨深かった。着付けをしてくださった韓国人スタッフの方との会話も、不慣れな韓国語だけれど話すことができた。景福宮の中に行くと韓服を着ている人が沢山いて、昔の韓国に来たようだった。建物は日本の歴史的建造物より大きく、色鮮やかな建物が多いと思った。しかし、敷地の構成が似ていて、国は違っても共通点は存在して面白かった。季節によって雰囲気が変わると思うので、また行きたいと思う。
韓国に来て驚いたことはキャッシュレス決済が日本とは比べ物にならないほど普及していることだ。私は大学生になってからクレジットカードを作り、ネットで買い物をするときや、高価なものを買うときにしか使用しなかった。韓国はコンビニで飲み物を買うときでさえキャッシュレス決済で、話では聞いていたけれど、実際に経験して驚いた。逆に、現金で会計している人を2回程度しか見ていない。私はキャッシュレス決済の方が便利で、これから世界的に普及すると思っている。いま新型コロナウイルスが流行していて、現金も感染源の一つであるため、原因を排除する政策にもなると思う。
語学堂の授業では、韓国語を学ぶことだけでなく、さまざまな国の人と関わり視野が広げ、日本人についても知ることができた。授業内容は韓国語で行われ、新しい単語・文法を学んだ後、短い対話文で音読の練習と実際に学んだ文法を用いて会話をしている。韓国語の説明で理解できるか心配だったが、意外にも理解できた。先生方もゆっくり話してくださるため、とても分かりやすい。しかし、クラスの人と話すときはとても難しく、もどかしい気持ちになる。伝えたいことが伝わらないとき、相手の伝えたいことがわからないとき、言語の壁は大きいと思う。日本人は他の国の人に比べ、静かで温厚な性格であると思った。他国の人が周りにいるからこそ日本人について知ることができて面白かった。
この約2か月はいろいろな出来事があり、長いようで短かった。充実していて、成長できた期間だった。これからあと約10か月も、沢山の経験をし、帰国したときに留学してよかったと思えるように生活したい。来月は韓国語を話す機会を増やしたい。期末テストがあるため、良い成績をとれるよう努力したい。(M.N.)

韓服姿

光化門

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