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授業紹介:心理学文献講読A (担当:別府さおり准教授)


2022年7月15日
この科目は、文献講読の基本的なスキルを身につけることを目的とし、神経疾患・障害に関する書籍を教材として講読を行っています。

●授業の内容
まずは文献を精読します。印をつけながら読んでいくことを勧めています。その後、ワークシートを用いて、要約、疑問点、批判、感想や意見などを書き出し、それをもとに疑問点や批判に関して各自で調べ、レジュメを作成します。

授業ではグループワークも行います。ワークシートやレジュメをもとに、発表や議論をします。グループワークでは、各自の発表に対し批判するのではなく、文献に対する批判点や感想をお互いによく聴きあい、自分の考えをさらに深めることを重視しています

学生からの声

●今まで本を読む際には、全て納得しながら読んでいた。しかし、この授業で疑問点や批判点に着目しながら読む練習をしているので、自然と疑問点などに着目できるようになった。

●ただ教えられるだけではなく、自分でわからないこと、知りたいことを調べ考えることによって知識が身についた。

●物語調の教材なので、頭に入ってきやすい。

●他者との意見交換を通し、新しい知識を得たり、視点が広がったりした。自分の疑問についてさらに考えることができ、より理解を深めることができた。

●文献を読むことが楽しいことだと気づくことができた。

●これまでの読書では、筆者の考えや自分が思ったことを整理してアウトプットすることがうまくできず、消化不良なことが多くて、読むことだけでいっぱいいっぱいになっていた。しかし、この授業を受けてから、自分なりの解釈の整理がしやすくなり、本に対する興味の持ち方が変化したように思え、とても役に立っている。

(臨床心理学科 別府さおり)
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