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授業紹介:社会調査演習(担当:福山 裕宣准教授)


2022年11月30日
本授業では、社会調査をめぐる一連の技法を、演習を通して習得していきます。具体的には、在学生の生活と意識・行動について、グループに分かれ、調査のプロセス(社会調査の心構えや調査の企画、先行研究の検討、調査票作成、実査、データ分析、解釈、記述等)を学んでいきます。

社会調査(Social Research, Social Survey)には、「事実・実態はどうなっているのか、どのような現状なのか」という記述的なアプローチ、「どうすれば生活環境や福祉の問題を解決できるのか」という問題解決型のアプローチ、「なぜそうなっているのか」という理論構成的なアプローチの3つがあります。

授業では記述的なアプローチで調査し、卒業論文で問題解決型、もしくは理論構成的なアプローチで研究を続けていく場合が見受けられます。

社会調査の目的は、社会のしくみの解明や、実際の社会的な場面における人間行動に関する問題の発見や解決に向けて、基礎的な資料やデータを調べ、収集、整備、解析し、広く社会に貢献することです。政策的な助言・提案とつながることもあります。調査の対象は、マクロからミクロに至るまで、社会の全体から、組織・集団、さらには社会的存在としての個人に 至るまでさまざまです。領域も「家族」「地域」「都市」「産業」「文化」「環境」「教育」「福祉」「社会意識」などと幅広く様々な調査が行われ、報告されています。

「社会調査演習」は、社会調査協会で定めた「標準カリキュラム」のA~Gに対応する(資格認定科目)の1つです。単位を修得した上で、社会調査協会に申請することで社会調査士資格が取得できます。

興味を持たれた方は、社会調査協会のJASR学生サイト「社会調査士をめざす学生のみなさんへ」もご覧ください。社会調査士関連の話題が掲載されています。

(臨床心理学科 福山裕宣)
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