グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ

高校生の質問にお答えします②「心理学の知識でSNSの影響を受けにくくなりますか?」


2025年8月2日
このQ&Aコラムでは、毎回、高校生のみなさんからいただいた臨床心理学についての質問に、臨床心理学科の教員がお答えしていきます。

心理学の知識でSNSの影響を受けにくくなりますか?

回答者:阿部 宏徳准教授
SNSを見ると、しばしば他人の楽しそうな日常や華やかな写真が目に入ってきます。それがきっかけで「自分は劣っているのではないか」「自分は不幸せではないか」と感じることがあり、落ち込むことがあります。実際、SNSの使用が多い若者ほど、自己肯定感が低くなりやすいという調査・研究も報告されています。

でも、こうした影響は「自分だけの問題」ではありません。心理学では、人が自然に他人と自分を比べてしまう「社会的比較」という心のはたらきがあることが知られています。つまり、多くの人が同じように影響を受けているのです。

このような仕組みを知ることで、「みんなが良い部分だけを投稿している」と冷静に考える力がつき、見たものをうのみにせずに受け止めることができます。心理学の学びは、自分の感情や考えの動きに気づく手がかりになります。

心理学を知ることは、SNSと上手につき合い、自分を大切にするためのサポートになりえると思います。

(臨床心理学科)
  1. ホーム
  2.  >  臨床心理学科からのお知らせ
  3.  >  高校生の質問にお答えします②「心理学の知識でSNSの影響を受けにくくなりますか?」
資料請求・デジタルパンフ