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高校生の質問にお答えします⑦「心理学を学ぶと、人間関係がうまくいくようになりますか?」


2025年12月26日
このQ&Aコラムでは、毎回、高校生のみなさんからいただいた臨床心理学についての質問に、臨床心理学科の教員がお答えしていきます。

Q. 心理学を学ぶと、人間関係がうまくいくようになりますか?

回答者:別府 さおり准教授
答えは、Yesでもあり、Noでもあります。

心理学では、以下のような人間関係に関することを多く学びます。
  • 傾聴(相手の話を、相手の立場になって相手の気持ちに共感しながら聴く)、アサーション(自分も相手も大切にした自己表現)といった実践に使えるスキル
  • 認知(物事の受け止め方)と感情の関係、認知のゆがみ(白黒思考、決めつけなど)と修正の方法、感情の扱い方
  • 自我や愛着など、人間を理解するためのさまざまな理論
これらの学びは、自分や他者への理解を深め、人間関係を円滑にすることにつながります。

しかし、心理学は、相手をコントロールする魔法ではありません。知識やスキルを「相手を操作する道具」にしようとすると、むしろ関係が悪化することもあります。また、自分の未熟さや癖を変えるには、練習や時間が必要になるものです。

さらに、人間は十人十色です。全ての人間関係が心理学の理論通りになると考えるのは危険です。
自分の特徴を大事にすることや、相手の個性や価値観を理解しようとする姿勢についても考えてみてください。

(臨床心理学科)
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