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【科目紹介】コミュニケーション論(2年生・選択科目) 担当教員:池田 善英准教授


2025年9月17日
何か大きなことを成し遂げたいとき、一人ではできないので、何人かが集まります。実際の作業を進めるために、情報を共有し、意見を伝え合います。つまりコミュニケーションが重要です。

この科目では、初めて出会ってから共同で作業を行うまでの、過程を想定します。その中で気を付けるべき点を、心理学に基づいて考えていきます。
作業の例として、授業の中でミニ・ビブリオバトルというイベントを実施します。学生は10人程度のグループに分かれ、それぞれが読んで面白かった本を紹介し、最後に読んでみたいと思う本に投票します。

学生はイベントへの参加者ではありますが、同時に運営者でもあります。そこで、事前に話し合って役割を分担します。話し合いを進めるためには、会議の技法が必要になります。たとえば、会議の目的の確認です。何についてどこまで話を進めるかを、会議の始めにはっきりさせます。そうすることで、話題があちらこちらへと、散らばらないようにします。

ミニビブリオバトルの様子

体験することによって、それぞれが果たす役割を実感します。このように抽象的な理論を、具体的な体験に基づいて理解してもらいます。そして実生活で、応用・実践してもらうことを期待しています。

受講学生の声

  • この講義ではグループワークをする機会がたくさんあり、他の学生たちと交流することができました。グループワーク初回時には自己紹介を行い、全く知らない人同士で自己紹介をするときには、お互いが気を使ってなかなか言い出すことができないので、進行役の重要度に気付くことができました。このようにグループワークにおいて大切であることを学べました。
  • 授業で行うビブリオバトルでは、学年に関係なくグループ内で司会やタイムキーパーなどの役割を担うため、円滑なコミュニケーションを実践的に行うことができました。

註釈
「ビブリオバトル」は、ビブリオバトル普及委員会が管理を行っている登録商標です(登録第5415288号)。

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