【子ども学部で小学校の先生を目指そう!】②大学での授業と実習を振り返って(卒業生の声)
2024年度卒業生・2025年度教員採用試験合格者の声
小学校教諭免許の取得に必要な科目は、主に3年次から履修が始まります。
「家庭科指導法」の授業の様子
各教科の指導法の授業では、教科の歴史や各学年の学習内容、指導する上で重要となる事項などを学びます。また、「学習指導要領」という、全国どこの学校でも一定の水準が保てるよう文部科学省が定めている教育課程の基準があり、この「学習指導要領」に具体的にどのような内容が定められているのかを学んでいきます。そして、授業の進め方や教師の働きかけなどを記載した学習指導の計画書といえる「学習指導案」を作成し、自身が授業者、他の学生が児童役となり模擬授業を行います。
小学校で指導することになる全ての教科の指導法を履修するため、大変さもありますが、提出物や試験勉強は友人と一緒に励まし合いながら行っていました。講義を受けて疑問に思ったことは、先生方に質問をすると教えてくださいます。私は分からないことはすぐに先生方に質問し、理解を深めるようにしていました。
小学校で指導することになる全ての教科の指導法を履修するため、大変さもありますが、提出物や試験勉強は友人と一緒に励まし合いながら行っていました。講義を受けて疑問に思ったことは、先生方に質問をすると教えてくださいます。私は分からないことはすぐに先生方に質問し、理解を深めるようにしていました。
教育実習は母校でさせていただきました。実習日数は20日間で、配属学年は3年生でした。実習が始まると、まずは授業を参観したり配属クラスで児童の学習補助をしたりしました。私は、実習7日目に初めて算数の授業を行い、実習期間中に国語、算数、理科、道徳の授業を合わせて15回行いました。1日担任も行い、授業だけでなく朝の会や帰りの会、給食指導なども含めて、担任としての1日を経験させていただきました。また、学級経営や生徒指導について先生方から講話をいただきました。実習終盤には、教育実習のまとめとして授業実践の成果を実習先の先生方にみていただきご指導を受ける精錬授業(研究授業)を算数で行いました。
大学で模擬授業を行う機会は何度もありますが、実際に児童に対して行う授業実践は、学ぶことが多くあり勉強になりました。また、現場の先生方から様々なことを教えていただき、教育実習は大変貴重な学びの機会になりました。