【子ども学部で小学校の先生を目指そう!】③オープンキャンパス:「生活科」齋藤 等特任教授の体験授業
2025年9月29日
今回は、本学オープンキャンパスでの、小学校免許取得に必要な科目「生活科指導法」の体験授業の様子をご紹介します。
今回は、本学オープンキャンパスでの、小学校免許取得に必要な科目「生活科指導法」の体験授業の様子をご紹介します。
こんにちは。子ども学科教員の齋藤です。
多くの方は「子どもに興味があって」というところから入学して、後から具体的にどんな先生になろうか考えると思います。大学には「小学校教諭免許だけ、保育士資格だけ、幼稚園教諭免許だけ取得する学部です」というところが多いですが、本学の場合、全ての免許資格を取らなかったとしても、関連する内容を勉強できます。
年長から小学校1年生にかかる時期は「架け橋期」と言われています。「小1プロブレム」という言葉を聞いたことある人はいますか?急に環境が変わって、馴染めない子どもたちがいるんですね。そういう時に、幼児教育と小学校の両方のことをよく知っている先生がいると助けになります。
多くの方は「子どもに興味があって」というところから入学して、後から具体的にどんな先生になろうか考えると思います。大学には「小学校教諭免許だけ、保育士資格だけ、幼稚園教諭免許だけ取得する学部です」というところが多いですが、本学の場合、全ての免許資格を取らなかったとしても、関連する内容を勉強できます。
年長から小学校1年生にかかる時期は「架け橋期」と言われています。「小1プロブレム」という言葉を聞いたことある人はいますか?急に環境が変わって、馴染めない子どもたちがいるんですね。そういう時に、幼児教育と小学校の両方のことをよく知っている先生がいると助けになります。
私が担当している「生活科」という科目は、子どもを中心として幼児教育と小学校の両方をつないでいく学びです。
例えば、「動くおもちゃを作ろう」という授業でどんなことができるか、というと、自分の好きなおもちゃを作ろうとか、改良してもっとよく動くおもちゃを作ろうとか、それで友だちと一緒に遊ぼうとか、あるいは遊び方を工夫しようとか、子どもたちはどんどん学びを広げていきます。子どもたちは、遊びの中からたくさんの気付きがあるので、それを助けるのが先生の役割です。
例えば、「動くおもちゃを作ろう」という授業でどんなことができるか、というと、自分の好きなおもちゃを作ろうとか、改良してもっとよく動くおもちゃを作ろうとか、それで友だちと一緒に遊ぼうとか、あるいは遊び方を工夫しようとか、子どもたちはどんどん学びを広げていきます。子どもたちは、遊びの中からたくさんの気付きがあるので、それを助けるのが先生の役割です。
例えば、自分のおもちゃを持って嬉しそうな顔をしている子どもに「どんなことをしたの」と尋ねると、「太いゴムを使ったから、高く飛んだんだよ」と自分の考えを言葉にして説明できるようになります。「輪ゴムだとうまくいかなかったけど、太いゴムを使ったら高く飛んだよ」「ゴムを2本にしたら、前より早く進んだよ」とか、子どもはどんどん比べたり試したりします。そこで一緒に先生も関わりながら、子どもの知的な気付きの質を高めていきます。
子ども学部の教員には、幼稚園や小学校の担任や校長経験者もたくさんいます。大学の授業ですから理論もありますが、実際に小学校の教科書を使いながら授業することもあります。そうして、本学の子ども学部の学生は、0歳から小学生までの子どもについて学んで、先生になっていきます。
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①小学校教員養成の取り組みと実績
②大学での授業と実習を振り返って(卒業生の声)
(子ども学科)
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