【子ども学部で小学校の先生を目指そう!】⑤オープンキャンパス:参加者からの質問に卒業生が回答
2025年12月15日
今回は、8月に開催されたオープンキャンパスで行われた、小学校教員として活躍する卒業生(戸田さん・山本さん)と教員(子ども学部・齋藤 等特任教授)が参加者からのご質問にお答えした様子をご紹介します。
今回は、8月に開催されたオープンキャンパスで行われた、小学校教員として活躍する卒業生(戸田さん・山本さん)と教員(子ども学部・齋藤 等特任教授)が参加者からのご質問にお答えした様子をご紹介します。
Q.学生時代にやっておいてよかったことなど、教えてもらいたいです。
戸田さん 私は、夏休みに保育園の補助のアルバイトをしていました。また月に1回から3回ぐらい小学校の学習ボランティアをやっていました。私の実習は母校でしたが、大学2年生ぐらいからボランティアに行って関係性を作って、その学校で実習をさせていただく形だったので、そういった学校ボランティアはやっておいた方がいいかな、と思います。
Q.勤務先は、自分の希望のところに行けるのですか?
斉藤先生 まずは、受験する自治体を決めます。東京都の場合は、全体で一括採用して最初は大きな意味で「住まいがここだから、この辺がいいです」という希望が出せます。ただし、希望地域に行けない人もいます。東京都には島もあったりしますから。あとは「音楽の先生になりたい」とか「特別支援学級の先生になりたい」といった希望も出せます。
Q.何年間、同じ学校にいるといった決まりがあるのでしょうか?
斉藤先生 東京都の場合では、3年間はだいたい異動しませんが、その後4〜6年の間に、本人の希望と学校のクラス数などの関係で異動するパターンが多いです。現在は6年間が同じ勤務校の標準的な上限になっています。
子どもたちと接する中で、大事にしていることはありますか?

小学校で授業をする戸田さん
戸田さん 大事にしていることは、教員には忙しい面もあって、例えば、休み時間とか空き時間に仕事をしている時でも子どもたちはお構いなく来るのですが、そういう時にもちゃんと子どもたちの目を見て、自分が女優になった気分で「えっ、そうなの、そんなことあったの!」とリアクションしながら聞いてあげるように意識しています。
山本さん これは大学でも言われてきたことですが、私は「受容と共感」を常に意識していて、子どもが言ったこと、やってしまったことに対して、「そうなんだね。」「それが嫌だったけれど、でもこうしちゃったんだね。」というように、一回受け止めて、理由を聞いてあげることを意識しています。
山本さん これは大学でも言われてきたことですが、私は「受容と共感」を常に意識していて、子どもが言ったこと、やってしまったことに対して、「そうなんだね。」「それが嫌だったけれど、でもこうしちゃったんだね。」というように、一回受け止めて、理由を聞いてあげることを意識しています。
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(子ども学科)
