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【授業紹介】「子ども問題海外研修」スウェーデン・フィンランドにて研修を行いました(スウェーデン編)


2025年12月19日
子ども学部の「子ども問題海外研修」科目は、子どもを取り巻く課題を海外の視点から学ぶことを目的としています。今年度も9月27日から10月4日にかけて、教育と社会福祉の先進国であるスウェーデンとフィンランドで研修を実施しました。授業では、前期に両国の教育制度や社会福祉について事前学習を行い、後期に現地を訪問して体験的に学び、その成果を報告書にまとめます。

研修前半では、スウェーデンのストックホルムを訪問しました。就学前学校の視察、ストックホルム大学での幼児教育や福祉政策に関する講義の受講など、多角的に学びを深めました。街を歩きながら、人々の暮らしや文化にふれる中で、北欧教育が重視する「幸福(ウェルビーイング)」の理念を肌で感じることができました。
9月29日に訪れた、森のムッレ就学前学校は、自然の中での体験を通して、自然や生き物を大切にする心や、人と自然とのつながりを学ぶ、スウェーデン発祥の野外教育プログラムを導入しています。履修学生は、子どもたちと森の中で一緒に活動したり、折り紙を手渡しして交流したりと、楽しい時間を過ごしました。

9月30日に訪れたピッスリンゲン・メーラーヒョードスパルケン就学前学校は、ストックホルム郊外の森の側にある私立幼稚園です。レッジョ・エミリアに影響を受けた探究学習を取り入れ、子どもの興味から活動を広げ、自然を活かした遊びと学びを大切にしています。

履修学生の声

  • 子どもも大人も共に幸せに過ごせる社会の仕組みの土台が、教育と福祉にあることを実感しました。
  • 子どもと関わったり保育者の話を聞いてみて、日本の教育との共通点や違いを感じ取ることができた貴重な体験でした。
  • 子どもたちと直接コミュニケーションをとることができたのが、とても印象に残っています。言葉は違っても、心を通わせることができたように感じ、とても嬉しかったです。

森のムッレ就学前学校での野外活動

森のムッレ就学前学校での野外活動

森のムッレ就学前学校での野外活動

森のムッレ就学前学校の子どもたちとの交流

ピッスリンゲン・メーラーヒョードスパルケン就学前学校

ピッスリンゲン・メーラーヒョードスパルケン就学前学校

ストックホルム大学:Anna Günther-Hanssen講師を囲んで

ストックホルム大学
Anna Günther-Hanssen講師を囲んで

ノーベル賞授賞式の晩餐会が開催される ストックホルム市庁舎

ノーベル賞授賞式の晩餐会が開催される
ストックホルム市庁舎

次回の記事では、研修後半のフィンランド訪問について紹介します。
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