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学生インタビュー:子どもたちへのスポーツ指導の実例①


2023年8月8日
現在、生徒にとって望ましい持続可能な部活動と学校の働き方改革の実現に向けて、中学校を中心に部活動指導の外部委託(地域のスポーツ指導者等への委託)が段階的に始まっています。

今回は、実際に子どもたちにスポーツ指導をしている健康・スポーツ心理学科の学生にインタビューを行いました。

Q.子どもたちにバスケットボールの指導をすることになったきっかけを教えてください

大学1年生から父親のもっているチームで小学生にバスケットボールを教え始めました。並行してプロのユースチームで指導経験を積みました。大学2年生からは自分のチームをもち、中学生にバスケットボールを指導しています。

Q.具体的な活動内容を教えてください

地域の小中学校や公共の体育館を借りて週4回の練習と、初心者を対象にバスケットボール教室を週1回行っています。会場使用料などは会費、レッスン費、地元企業とのスポンサー契約料で運営しています。責任者は別の方ですが、メインで指導と運営をしています。

Q.工夫している点、やりがいを教えてください

子どもたちには勝敗よりも、志を高くもち、バスケットボールの技術以上のもの、人間力を得てほしいです。心理学、コーチング、中学生やジュニア期の特徴など大学での学びを活かし、バスケットボール以外の悩みを聴いたり相談に乗ったりもしています。苦労もありますが、お金をもらって子どもたちに教える、好きなことで働けることにやりがいを感じます。 
地域の企業を訪ねてスポンサー契約をお願いするのですが、広告効果よりも子どもたちの熱量にお金を払いたいとおっしゃってくださる企業が多く、ありがたいです。

Q.部活動の外部委託についてどう思いますか。今後の方向性についても教えてください

部活とクラブは別だと考えていますが、対立ではなく共存していきたいです。クラブの参加者のなかには中学生の部活動も行っている生徒もいます。学校に挨拶回りをすると、外部委託の協力を依頼されることもありますが、クラブを優先するため月1回程度になります。今後、クラブの法人化を目指しています。
(健康・スポーツ心理学科)
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