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学生インタビュー:子どもたちへのスポーツ指導の実例③


2023年9月21日
現在、生徒にとって望ましい持続可能な部活動と学校の働き方改革の実現に向けて、中学校を中心に部活動指導の外部委託(地域のスポーツ指導者等への委託)が段階的に始まっています。

前回に引き続き、実際に子どもたちにスポーツ指導をしている健康・スポーツ心理学科の学生にインタビューを行いました。

Q.子どもたちにサッカーの指導をすることになったきっかけを教えてください

何度も怪我をして大学で選手としてサッカーを続けるのは難しい状況でしたが、サッカーが好きでサッカーに携わり続けたいと思っていたとき、11年間所属した出身クラブの監督からお誘いをいただきました。大学入学時からコーチとしてチームに関わっています。

Q.具体的な活動内容を教えてください

週5日、主に平日は練習、土日は公式試合や練習試合です。活動場所は都内の小学校の校庭や運動場や公園です。U12(幼稚園生、小学1-2年生、3-4年生、5-6年生)、U15(中学1-3年生)ともに、監督のもとメインコーチとして指導しています。遠征や合宿の帯同もします。

Q.工夫している点、やりがい、大学で学んだことの活用などを教えてください

選手と指導者の対等な信頼関係を築くため、普段から遊び相手や相談相手になりながら、選手一人一人を見て、話し合うようにしています。選手個人を理解することで、各自の「強み」が発揮され伸ばしていけると考えます。スポーツ心理学、コーチング、チームビルディング、メンタルトレーニングなどの授業での学びを指導に活かしています。練習で習得したスキルを選手が試合で発揮し、勝利した瞬間に達成感や喜び、やりがいを感じます。

Q.部活動の外部委託についてどう思いますか

部活動は教育活動の一環と位置づけられていますが、外部委託することで、教員の負担が軽減され、より専門性の高い指導を受けられるメリットがあると思います。一方、安全管理、活動中のトラブル、活動費用の家庭負担などの課題も残っていると感じます。

Q.今後の目標や方向性について教えてください

大学卒業後、現在のクラブにU12/U15コーチとして就職予定です。自分の根底にある「サッカーが好き」という気持ちを大切に、指導者として必要なスキルを磨き、資格のレベルアップとともに選手達のメンタル面での気づきやサポートに取り組んでいきます。
「学生インタビュー:子どもたちへのスポーツ指導の実例①」はこちら
「学生インタビュー:子どもたちへのスポーツ指導の実例②」はこちら


(健康・スポーツ心理学科)
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