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健康・スポーツ心理学科卒業生が日本心理学会第87回大会で研究発表を行いました


2023年9月27日
9月15日~17日、神戸国際会議場・神戸国際展示場で日本心理学会第87回大会が開催されました。本学科卒業生の横堀雄飛さん(2023年3月卒)が在学中に卒業研究で取り組んだテーマについてポスター発表を行いました。

研究題目:サウナ入浴が認知機能及びストレスに及ぼす影響
発表者:横堀 雄飛1、夏原 隆之2、佐々木 丈予 2、関谷 大輝2
    (1. 株式会社デイリートランスポート、2. 東京成徳大学健康・スポーツ心理学科)

夏原 隆之准教授(指導教員)のコメント

大学生がアカデミックに研究することは簡単なことではありません。卒業研究の授業は、時間割上は週1回ですが、横堀さんは毎日大学に足を運び、先行研究を念入りに調べ、緻密な実験計画を立て、実験後も分析・卒業研究の執筆と、非常にタフな1年間を過ごしました。また、卒業後も仕事の傍ら、休日などを利用し学会発表抄録や学術ポスターの作製など、学会での発表に向けた準備を行っていました。それだけに、学会で発表できるほど質の高い研究を行った横堀さんの努力が、実際に「学会発表」という形で実を結ぶことができたことを何より嬉しく思っています。

横堀 雄飛さんのコメント

私は、元々温泉やサウナが好きだからということもあり、卒業研究でサウナ入浴について研究をしようと思いました。サウナ入浴に関する先行研究を調べていく中で、サウナ入浴と認知機能の関係についてはほとんど何もわかっていないことに気づきました。サウナ入浴によって認知機能にどのような影響を及ぼすのかを明らかにすることができれば、ウェルビーイングや仕事のパフォーマンスの向上に寄与できるのではないかと思い、指導教員であった夏原先生と学会発表を目標に取り組みました。

先日、学会大会に参加しましたが、学会というものに行く機会は一生のうちにあるかないかでしたので、その規模の大きさに驚きました。当日は与えられた2時間という時間の中で、40人ほどの研究者の方と議論を交わすことができました。自分の研究が多くの方に注目していただけると思っていなかったので、率直にとても嬉しかったことと、ここまでやってきて良かったと思いました。また、色々な研究者の方とお話しする中で、様々な視点からコメントを頂くことができ、とても参考になりましたし、この研究を更に発展させられる可能性を感じることができました。

国内最大規模である日本心理学会の学術大会で発表を行うことができたのは、最後まで熱心に指導して下さった先生方のおかげだと思います。まだ社会人になって半年であり、まだまだ人としても未熟者ですが、この研究発表を通じて学んだことを今後の自身の活動に活かしていきたいと思います。

(健康・スポーツ心理学科)
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