日本パラリンピック委員会委員長 三阪 洋行氏にご講演いただきました
2025年12月8日
11月21日(金)、健康・スポーツ心理学科2年次科目「アダプテッドスポーツ論」の授業で、日本パラリンピック委員会委員長を務める三阪 洋行氏をお招きし、ご自身の経験とこれからのパラリンピックについて講演をしていただきました。
11月21日(金)、健康・スポーツ心理学科2年次科目「アダプテッドスポーツ論」の授業で、日本パラリンピック委員会委員長を務める三阪 洋行氏をお招きし、ご自身の経験とこれからのパラリンピックについて講演をしていただきました。
本学は公益財団法人日本パラスポーツ協会が認定する「初級パラスポーツ指導員」の資格取得認定校であり、資格取得に必要な科目の一つである「アダプテッドスポーツ論」は、多くの学生が受講しています。
今回の講演では、高校のラグビー部での活動中の事故により脊椎を損傷し、車いす生活となったご自身の経験と、その後の心情の変化を時系列で説明してくださいました。葛藤や感謝など、様々な感情が入り混じる現実を、隠すことなく語っていただきました。
今回の講演では、高校のラグビー部での活動中の事故により脊椎を損傷し、車いす生活となったご自身の経験と、その後の心情の変化を時系列で説明してくださいました。葛藤や感謝など、様々な感情が入り混じる現実を、隠すことなく語っていただきました。
既に授業では、パラリンピックの歴史やその意義、また国内で推進されている様々な事案や事例などを学習しており、受講学生は、その全体像などの概要は理解していました。しかし、当事者である三阪氏ご本人から語られることにより、テキストでは表現できない臨場感を感じながらお話を聞くことができました。
受講学生の感想
- 今日の話を聞いて、まずメンタルが本当に強いなと思った。また、ニュージーランドの話を聞いたとき、行動力の大切さを実感し、自分はこれから就職活動などの大切な時期なのに何をしているんだろうと思った。
- 実際に競技をして、その後、委員長を務めるまでの、凄い方のお話を聞くことが出来、とても貴重な経験となりました。
- 今回の話で印象に残ったのは、「障がい」の捉え方です。「車イスの人を見てどう感じるか」の問いには、自分は(単純に本人が)大変そうと考えましたが、それは、個人の問題ではなく、社会が大変にさせているとの見方にハッとさせられました。

(健康・スポーツ心理学科)
