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健スポ授業紹介(4) スポーツカウンセリング論


この授業はスポーツ心理学領域の1科目で、主にアスリートを対象とした心理サポートの一環としてのカウンセリングについて学修します。また、カウンセリングをベースにしたその基礎理論やカウンセラーの資質、人間観などを理解するとともに、クライエントであるアスリートとの関係性を基本として、スポーツカウンセリングの基礎を学びます。

トップアスリートは、「明るい・元気・さわやか」などの印象でみられることが多い。一方で、普段の練習への取り組みや好不調の波をコントロールしながらステップアップを求めて競技人生を歩んでいるのも事実。それは人生を賭けて挑むなど競技力向上や自己記録更新、代表選手になること、主要大会での優勝を目指すなど、厳しい状況に自らを追い込む心性があり、同時に心理的課題や問題が表面化(意識化)しやすくなります。アスリートの印象は一面とは限らず、むしろ多面的でかつ複雑な面を備えています。

スポーツカウンセリングとは、競技力向上に関わる問題、競技遂行上の問題、神経症、身体的問題、あるいは全人格的成長や引退の問題など、様々な問題や悩みを抱えるアスリートに対する心理アセスメント、そしてカウンセリングや心理療法がその主たるもの(鈴木、2006)になります。それらの事例を通して理解を深めていきます。

(担当:木幡)
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