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今週の「屋内ボールゲーム」(11週目)


11週目のゴール設定は、「スタッツをつけることができるようになる」です。

“アナリスト”という用語を聞いたことはありますか?
近代バスケットボールにおいて“アナリスト”は、勝敗を左右する重要な役割を担っています。
2014年には「一般社団法人スポーツアナリスト協会(JSAA)」が設立されました。
このスポーツアナリスト協会では、アナリストを以下のように定義しています。

プレーヤー及びチームを目標達成に導くために、情報戦略面で高いレベルでの専門性を持ってサポートする職業

競技スポーツにおいては、データを制することは試合を制するといっても言いすぎではないのです。
授業では、“ベーシックスタッツ”と呼ばれる個人の成績を記録していきます。
記録される項目は以下の通りです。
「PTS」:個人の得点
「3PM」&「3PA」:3ポイントシュート試投数と成功数
「2PM」&「2PA」:2ポイントシュート試投数と成功数
「FTM」&「FTA」:フリースロー試投数と成功数
「OR」&「DR」:オフェンスリバウンド数とディフェンスリバウンド数
「TR」:オフェンスとディフェンスのトータルリバウンド数
「AS」:アシスト数
「ST」:スティール数
「BS」:ブロックショット数
「TO」:ターンオーバー(ミス)数
「F」:ファウル数
「DNB」:オフェンスからディフェンスへの戻りが遅かった数(Did Not Back)

この回では、自分のプレイの結果を数字として読み取り、次回の目標値をたてることができることを期待しています。
また、もう一方でうれしい“2次的効果”があります。
それは、プレイしている10人以外の学生が,真剣にプレイを見ていること(笑)

「今のアシストになる?」
「誰がリバウンドとった?」
「どっちにターンオーバーつける?」
「○○君、DNB!」

「する」「みる」「ささえる」でそれぞれが役割を果たしています。
それにしても・・・スタッツをつけると学生の動きが激しくなりますね

次回は具体的な目標値(KPI:Key Performance Indicator)を設定します。
そして動画撮影・・・“ビデオは嘘をつきません”

本授業では、この理論の理解を深めるために予習・復習動画を発信しています。
興味のある方は、下記URLを覗いてみて下さい。

https://youtu.be/XlzakKZBnR8

(川北準人)
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