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専門科目紹介:「アメリカ社会文化論」─留学経験を生かした地域研究─


2023年1月23日
「アメリカ社会文化論」は、1年間の英語圏への留学から帰ってきた学生たちが2年生の後期に履修する科目です。アメリカもカナダもオーストラリアも、ヨーロッパ系、とくにイギリス系の入植者たちが中心になって建設した国家です。また、アジアなどからの移民も多く、先住民に関する歴史的な問題を抱えている点も共通しており、多文化主義という観点からも注目されてきました。本科目は、これらの国々の共通点や相違点に留意しながら、アメリカ社会文化について広く学ぶことを目的としています。

授業では、アメリカの地理・歴史・政治・経済・軍事、アジア太平洋地域との関係、メディアとジャーナリズム、家族と性などについて、基本的なことを学んでいきます。ひと通り学んだあと、今度はアメリカの社会文化をテーマとしたグループ発表をおこないます。グループごとにテーマを考え、調べ、プレゼン資料を作成します。今年度は、小学校から大学までの教育、政治・スポーツ・音楽・ファッションにおける人種差別、移民問題、健康事情、銃社会がテーマとなりました。

毎回、約30分の発表のあと、アメリカの法制度や歴史・文化に関連した活発な質疑応答がおこなわれます。留学を通して培われた学生たちの問題関心や積極性が、この授業のなかでも随所に見られます。

(国際学科 長島怜央)
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