2023年4月20日
4月19日、Cascadia College（カスケディアカレッジ）のインターナショナルプログラム担当課長(Director of International Programs)であるYukari Ryu Zednick氏が本学に来訪されました。

アメリカ・ワシントン州シアトル市の郊外に所在するCascadia Collegeと本学は2022年3月に学生派遣に係る協定(MOU)を締結し、2022年9月から同カレッジ、英語コースでの英語学修を主な目的として学生の派遣を開始しました。Cascadia Collegeは1994年に創立された公立のカレッジで、現在、約2,500名の学生が学んでいます。名門ワシントン大学ボセル校と共同立地のキャンパスを有し、図書館やカフェテリアなどの施設を共同で使用することができます。このカレッジの英語コース・EF（English Foundations）では学位取得を目指す留学生や、外国からの移民の方が受講しています。

今回の来訪では、現在派遣中の本学学生の状況、課題、今後の対応、次回の派遣学生への留意点などについて、国際学部の芳賀学部長をはじめとする同学部の関係者と、2時間に亘り率直かつ活発な意見交換を行いました。

各学生の学修・生活状況については、学生からの定期報告の制度があり、これにより留学担当の教員は各学生の状況を把握し、必要に応じ学生に助言・指導を行っていますが、今回のような大学間の担当部署の関係者による意見交換は、教育組織間の相互理解が深まるとともに、学生への指導改善にも繋がる大変有意義な会議となりました。

Yukari Ryu Zednick氏の本学への来訪は今回で2度目になります。一方、本学からは昨年11月に派遣中の学生に対する巡回指導を目的として長島怜央准教授を現地に派遣しました。このような相互訪問により、留学プログラムの一層の充実に今後も努めていきたいと考えています。

（国際学科）