国際学部 長島怜央准教授の論考が『戦争社会学研究』第9巻と『季刊民族学』第193号に掲載されました
2025年8月9日
『戦争社会学研究(戦争と観光/家族のなかの戦争)』第9巻(2025年6月刊行)のなかの〈特集1「戦争と観光」の戦後史〉に国際学部 長島怜央准教授が戦争社会学研究会の企画委員として関わりました。特集では、「戦後80年」「ポスト戦争体験時代」「ポストコロナ」の現在において、戦争社会学・観光社会学・宗教学などの観点から京都、広島、沖縄、パラオにおける戦争と観光の関係が論じられています。長島准教授による論考「戦争が観光を生む、観光が戦争を作る――特集企画について」も掲載されています。
また、『季刊民族学』第193号(2025年7月刊行)の特集〈南方戦線の戦後誌──人びとの経験の多様性から〉には、同准教授の論考「基地と観光の島における戦争の記憶──グアム先住民チャモルの戦後」が掲載されました。同特集は、アジア・太平洋戦争で戦場となった東南アジアと太平洋諸島地域の人びとの戦後について戦後80年の現在から考えるものです。同准教授は、アメリカ領グアムにおける日本占領時代に関する記念日や年中行事に着目し、それらに見られる「解放」物語に基づいた戦争の記憶が戦後の米軍基地建設や日本人向けの観光開発との関連で形成されてきたことを論じています。
『戦争社会学研究(戦争と観光/家族のなかの戦争)』第9巻(2025年6月刊行)のなかの〈特集1「戦争と観光」の戦後史〉に国際学部 長島怜央准教授が戦争社会学研究会の企画委員として関わりました。特集では、「戦後80年」「ポスト戦争体験時代」「ポストコロナ」の現在において、戦争社会学・観光社会学・宗教学などの観点から京都、広島、沖縄、パラオにおける戦争と観光の関係が論じられています。長島准教授による論考「戦争が観光を生む、観光が戦争を作る――特集企画について」も掲載されています。
また、『季刊民族学』第193号(2025年7月刊行)の特集〈南方戦線の戦後誌──人びとの経験の多様性から〉には、同准教授の論考「基地と観光の島における戦争の記憶──グアム先住民チャモルの戦後」が掲載されました。同特集は、アジア・太平洋戦争で戦場となった東南アジアと太平洋諸島地域の人びとの戦後について戦後80年の現在から考えるものです。同准教授は、アメリカ領グアムにおける日本占領時代に関する記念日や年中行事に着目し、それらに見られる「解放」物語に基づいた戦争の記憶が戦後の米軍基地建設や日本人向けの観光開発との関連で形成されてきたことを論じています。
『戦争社会学研究(戦争と観光/家族のなかの戦争)』第9巻
発売日:2025年7月7日
出版社:図書出版みぎわ
『季刊民族学』第193号
発行日:2025年7月31日
発行:公益財団法人 千里文化財団
(国際学科)
発売日:2025年7月7日
出版社:図書出版みぎわ
『季刊民族学』第193号
発行日:2025年7月31日
発行:公益財団法人 千里文化財団
(国際学科)