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JICA横浜・海外移住資料館での学外研修 ―世界に広がる日系社会の歴史を学ぶ―


2026年7月18日
7月11日(土)、JICA横浜にある「海外移住資料館」で学外研修を行いました。

日本人の海外移住は、1868年にハワイでサトウキビ栽培に従事するために人々が渡ったことから始まります。その後、多くの日本人がアメリカへ移住しました。しかし、20世紀に入るとアメリカでは「移民が仕事を奪う」という考えが広がり、日本人移民への反対運動が強まりました。そして1924年に制定された移民法によって、日本人の新しい移民の受け入れはほぼ停止されました。このような状況の中で、日本人の移住先は中南米へと移っていきます。特にブラジルでは、1908年からサンパウロ州のコーヒー農園で働くために日本人が移住し始めました。戦前・戦後を合わせて約26万人の日本人がブラジルへ渡り、その子孫を含めると、現在では約270万人の日系人社会が形成されています。
現在、世界各地の日系人の人口は約500万人にのぼります。今回の研修では、日本人移民が海外でどのような苦労を経験しながら生活の基盤を築いていったのか、また日系社会がどのように発展し、それぞれの地域に貢献してきたのかについて学びました。さらに、JICAの前身組織の一つである「海外移住事業団」が行ってきた移住支援事業や、現在JICAが実施している日系社会への支援活動についても理解を深めることができました。

展示コーナーには、移住を呼びかけるポスターや移住の手引書、農機具、看板、当時の生活を再現した家具や食卓、移住地の模型、パスポートなどの資料が数多く展示されていました。また、映像資料も充実しており、移民の人々の暮らしや歴史を身近に感じることができました。

研修終了後は、JICA横浜3階にあるレストラン「ポートテラスカフェ」で昼食をとりました。このレストランでは世界各国の料理が提供されており、参加者はアジア、アフリカ、中南米などのさまざまな地域の料理を楽しみながら、国際理解を深める機会となりました。

収穫祭の屋台のレプリカ

収穫祭の屋台のレプリカ

レストランから眺める新港ふ頭の風景

レストランから眺める新港ふ頭の風景

(国際学科)
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