国際学部の崔智喜助教の単著書『中曽根政権の日朝関係─国交正常化の足がかりを探して』が出版されました
2026年9月28日
本書は、崔助教が2024年4月に東京大学大学院総合文化研究科にて博士学位を取得した論文をもとに刊行したものです。法政大学出版局の出版助成を受け、約1年にわたる修正・校正を経て、このたび出版されました。
本書では、中曽根政権期(1982~1987)の日朝関係の進展に着目し、この時期に日本と北朝鮮の間で、1990年の故金丸信衆議院議員(元自民党副総裁、元副総理)の訪朝、さらに1991年から始まる日朝国交正常化交渉へとつながる環境がすでに形成されていたことを明らかにしています。
これまでその解明が十分になされていなかった1990年代以前の日朝交渉の過程について、未公開を含む日米韓の外交史料やオーラルヒストリー、日記などを多数用い、実証的・多角的に描き出しています。韓国と北朝鮮が休戦状況にある中で、日本、韓国、中国、北朝鮮、米国の政府関係者が朝鮮半島の平和と安定のために自国の利害関係も踏まえつつ、非常に難しい外交交渉を粘り強く行っていたことを詳細かつ精緻に論じた最先端の研究成果と言えます。
本書では、中曽根政権期(1982~1987)の日朝関係の進展に着目し、この時期に日本と北朝鮮の間で、1990年の故金丸信衆議院議員(元自民党副総裁、元副総理)の訪朝、さらに1991年から始まる日朝国交正常化交渉へとつながる環境がすでに形成されていたことを明らかにしています。
これまでその解明が十分になされていなかった1990年代以前の日朝交渉の過程について、未公開を含む日米韓の外交史料やオーラルヒストリー、日記などを多数用い、実証的・多角的に描き出しています。韓国と北朝鮮が休戦状況にある中で、日本、韓国、中国、北朝鮮、米国の政府関係者が朝鮮半島の平和と安定のために自国の利害関係も踏まえつつ、非常に難しい外交交渉を粘り強く行っていたことを詳細かつ精緻に論じた最先端の研究成果と言えます。

