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北区のこども園で絵本の読み聞かせをしました


2024年1月30日
担当教員:松本 純子教授
1月12日、幼児教育科の学生が北区のこども園を訪問し、各自で選んだ絵本を3歳~5歳のクラスで読み聞かせる体験をしました。

学生たちは、これまでの課題研究の授業を通じ、絵本の構成の特徴や作者の意図がどのように込められているか、子どもは絵本に接した際にどのような気持ちを抱くのかについて学んできました。この学びや考えてきたことを、実際に子どもの前で絵本を読み聞かせ検証することを目的に、今回、こども園を訪れました。

当日は、暖かな日差しが降り注ぐ園庭で鬼ごっこに入れてもらったり凧揚げの様子を見たりして、園の子どもたちと仲良くなりました。その後、学級の皆で劇遊びに取り組む様子やグループ活動に取り組む様子を観察させていただき、いよいよ絵本の読み聞かせの時間を迎えました。

少々緊張気味で各クラスに向かった学生たちですが、子どもの目線の高さを考慮し、ゆっくりと落ち着いて読み聞かせをしました。子どもたちも「あっ、お母さんお化けはあそこに隠れている!」「おいしそうなパン。食べたい!」などと表情豊かに物語に反応していて、ほっこりとした穏やかな時間となりました。

「緊張したけれど、子どもたちがとても素直に反応してくれて嬉しかった」「考えていた通りには実行できないこともあった。読む時の間や子どもの反応を引き出すやり方をもっと勉強したい」と、学生たちは充実した表情で感想を述べていました。
子どもたちにとっても、園の先生とは違う先生(の卵の学生)と出会い、様々な人と関わる経験を重ねる絶好の機会になると、学生を快く受け入れてくださった園の先生方に、改めて感謝申し上げます。

今後も、保育を学ぶ学生が子どもたちと交流できる機会を増やしていくことで、地域の園と互恵性のある関係作りをしていけたらと願っています。

(幼児教育科)
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