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第36回 保育研修会を開催しました


2023年12月25日
卒業生へのリカレント教育の場として、また、本学と関連のある現職保育者の先生方の研修の場として、本学主催の保育研修会が開催されており、今年で36回目を迎えました。保育・教育における最新の課題をクローズアップしつつ、実践的に学ぶことを主旨とした本研修会は、おかげさまで毎年多くの参加者を得て、明日から現場に活かすことができる研修会と好評を得ています。

今年の研修は、元文部科学事務次官 義本博司氏にご講演いただきました。義本氏はこれまで、幼児教育課長、厚生労働省保育課長、初等中等教育局担当審議官、高等教育局長、文部科学事務次官を務められ、わが国の幼児教育政策に多大なご尽力をいただいてきました。

研修内容は「進行する少子化社会における保育のあり方」をテーマに、昨今の社会状況とこれからの保育について詳しくお話いただきました。これからの時代を生きる子どもたちのために、保育者は何を願い、何を大切にしていけばよいか、深く考える時となりました。 

およそ100名の方がリモート(Zoomウェビナー)で参加してくださり、同じ時間に学び合いの場を共有できたことから、東京成徳短期大学から新たな保育の風をお届けできたのではないかと感じています。

保育研修会の様子

保育研修会の様子

参加者には事後アンケートをご記入いただきました。以下、感想を一部抜粋したものです。
  • 世界的に教育が変化していることや小学校教育が幼児教育との繋がりをより深めていくべきことを学ぶことができた。社会全体に通じての教育のあるべき姿も知ることができた。
  • 保育士としてこれからの保育の在り方や自分自身の保育観の考え方を見直す良いきっかけになりました。
  • 少子化が問題視される中で今後の日本や世界を牽引していく子ども達がこれからの社会に必要な力を身に着けていくには、遊びを中心に子どもが主体的に学べる保育を今後も継続していくことが大切だと思いました。
  • 今後の政策の話より、子ども主体・遊び中心の幼児教育として、遊びを通しての学びが深まるようにもっと子どもたちが何に興味や関心を持っているのか、遊びに没頭できているかなど見極め保育を徹底していきたいと思いました。

このように、多くの参加者のみなさまの感想から、本研修会が有意義なものであったことがわかります。本研修会を通して、現場の保育者の先生方が、明日からの保育実践のための新たな活力を得られていれば幸いです。

(幼児教育科 永井 優美)
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